【最高のパフォーマンスを実現する超健康法】要約と感想│ビジネス書│自己啓発本│書評│

📚読書

私はメンタリストDaiGoさんの書籍が大好きで、今回紹介する本はそんなDaiGoさんの健康について書かれた書籍になります。

良い意味で期待を裏切ってくれること間違いなし!お勧めです。

個人的に刺さった部分を切り取って紹介していきたいと思います。

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本書の構成

「最高のパフォーマンスを実現する」にフォーカスし、そのための健康法をDaiGoさんなりに解説してくれるのが本書です。

DaiGoさんの書籍は必ず論文や科学的根拠に基づいた主張が展開されるので、説得力がずば抜けて高いです。そこにDaiGoさんの経験談が盛り込まれているので、大変参考になります。

加えて本書が素晴らしいと思った点は、前書きが無く、後書きがシンプルだという事です。DaiGoさんの事をある程度理解していて、本書の表紙を見れば、それが前書きみたいな物です。特に説明は不要です。

目次をサラッと流していきなり本編に入り込んでしまっても問題ありません。内容が面白くて読みやすいので、いち早く本編に突入したほうが良いと思います。

また後書きがすっきりしている点もDaiGoさんらしい。冗長にはならず、要点だけ絞って締める。余計な所にエネルギーを投入せず、コンテンツ重視な姿勢が伺えます。

DaiGoさんの他の書籍もおすすめです。

食生活編:ブロッコリーが死亡率を低下させる

本書では様々な食材が勧められていますが、その中でも個人的に注目したのが、「ブロッコリー」です。

ブロッコリーは脳の働きを活性化させたり、アンチエイジングに効果があったり、腸内環境を整える効果が期待されているといったように、様々なメリットがあります。

さらに「ファイトケミカル(またはフィトケミカル)」という物質が豊富に含まれており、ブロッコリーはなんと死亡率を下げてくれるそうです。

ファイトケミカルとは、植物がつくりだす自衛物質で、植物が自分の体を守るためにつくりだす物質のことです。ポリフェノール、カルテノイド、硫黄化合物などのこと。

ちなみにブロッコリーはタンパク質が豊富に含まれているので、筋トレ愛好家に好んで食されています。

私もその情報を知ってからというもの、お昼ご飯は「鶏むね皮無し+ブロッコリー」がルーティンです。

食生活編:暴飲暴食は危険

暴飲暴食は良いイメージはありませんよね。

一般的には「太る」という先入観があると思いますが、例えば2~3日暴飲暴食したところでいきなり太ることはありません。

それよりも致命的なのが、暴飲暴食が「炎症」のもとになるということです。これは脂肪組織が起こす慢性炎症という現象です。

この炎症のダメージを軽減させるには、軽い運動が効果的です。食べ過ぎてしまった翌朝、空腹の状態で散歩等のウォーキングをすれば、食べ過ぎた分をリセットできそうですね。

食生活編:食べ過ぎにはタンパク質を

食欲を抑える科学的方法として、タンパク質を摂取することが紹介されています。

とある研究結果によると、食欲とタンパク質の摂取量は逆相関の関係にあるそうです。

どうやら、必要なタンパク質を摂取するまでは、いくらカロリーを摂取しても食欲が解消されないらしいです。これは驚愕ですね。

だからスナック菓子等はどんどん食べれてしまうのかもしれません。

食生活編:16時間断食

本書では一日三食取る必要は無いと主張しています。これは以前当ブログで紹介した「空腹こそ最強のクスリ」と同じ主張です。

要は、胃腸を休ませる時間を作りましょう、という事です。

本書ではオートファジーの単語は出てきませんが、ほぼほぼ同じ趣旨でお話されています。

そうは言ってもいきなり16時間断食をするのはしんどく、筋肉が落ちてしまう可能性があるので、そこでお勧めされているのが「間欠的断食」というテクニックです。

断食日は週に3日。断食日の3日間は体重1kgあたり1g以上のタンパク質を摂取する。

やはりプロテインは欠かせない栄養素ですね。毎日しっかり摂りたいですね。

筋トレ編:筋トレで頭が良くなる!?

どうやら筋トレをすると頭の回転が早くなる、ストレスに強くなる、メンタルが強くなる、という素晴らしい効果が得られます。

ある研究によれば、勉強をする前に筋トレをしてもらい、勉強の内容がどの程度記憶できたかを調べる実験をした結果、なんと筋トレをすることで1.5倍も記憶力が上がったそうです。筋トレって素晴らしいですね。

私が最近ハマっているのは、ジムのトレッドミルでウォーキングしながらの読書です。本の内容が頭に定着するように願っております。

筋トレ編:人工甘味料は悪なのか?

筋トレをしている人であれば、多くの人がプロテインを飲んでいると思います。

最近のプロテインは美味しいですが、人工甘味料が気になる人も中にはいるのではないでしょうか。そんな人工甘味料についての考察が本書には書かれています。

結論から言えば、人工甘味料は基本的には健康に害は無いようです。しかし、腸内環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

人工甘味料を摂取して腸内環境が悪くなるかどうかは、個人差があるので、問題無い人は全く気にしないで良さそうです。

それでも気になる、けどプロテインは摂取したい!という人は、なるべく味の無いプロテイン(プレーン)か、個人的にはLYFTのソイプロテインは成分的に優秀でお勧めです。

まとめ

いかがだったでしょうか。私が筋トレ好きなので、筋トレに関係する部分をピックアップして紹介させていただきました。

一般的に言われている健康法が実は間違っていた、という事は往々にしてあります。

一人歩きしている情報に騙されず、自分の目で真実を確かめて私生活に取り入れていきたいですね。そのためには本書は非常に有益な一冊でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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