趣味や部活動でバドミントンをやっている人は、競技力向上のために「筋トレ」もやっている、もしくは興味がある人も多いのではないでしょうか?
もちろん私もバドミントンをやりつつ、筋トレも長年継続しています。
そこで今回は、バドミントンの競技力向上に繋がる筋トレ、
特にジムに置いてあるマシンを使った種目について、詳しく紹介していきたいと思います。
背筋(背中)のトレーニングの重要性
今回の記事では主に「背筋」つまり「背中」を鍛える筋トレ種目を解説します。
バドミントンにおいて背筋は非常に重要な役割を担っています。
例えば「スマッシュ」を打つ時、体をのけ反って力を溜め、羽根を打つ瞬間に力を解放させます。
このように体を弓のようにしならせる際に背筋力が必要になってきます。
また背筋が強ければ腰痛を回避することができるようです。
腰が痛いという人こそ背中の筋肉を鍛えてみてはどうでしょうか。
背筋のトレーニング種目1 ラットプルダウン
ジムには必ずと言っていいほど設置されているマシンです。
この種目をやり続ければ逆三角形の体を手に入れることができるでしょう。
このラットプルダウン、初心者がやりがちな間違ったフォーム2点を中心に解説します。
NG例1:首をすくめてしまう
スタートポジションで首をすくめた状態になっている人をよく見かけます。これはNGです。
首をすくめる=肩が上がった状態 を指します。
そうではなくて、肩を下げた状態で引く動作を行います。
自分がなで肩になったつもりで常に肩を下げると良いでしょう。
NG例2:体をのけ反ってしまう
こちらもよくジムで見かけます。
このフォームは上級者向けです。初心者はのけ反らせず、胸を張って上体は動かさずに動作を行いましょう。
のけ反って反動を使わないと扱えない重量は、自分には合っていません。
正しいフォームで引っ張れる重量こそ最適な重量です。
以上、これら2点をわかりやすく解説してくれている動画を見つけたので、参考にしてみてください。
■背筋のトレーニング種目2 シーテッドロー
「シーテッドロー」これもジムにはおそらく1台はあるであろうマシンです。
単純な動作だからこそ、背筋に利かせるのは意外と難しいのです。
伸展と収縮、特に「伸展」を意識しよう
「伸展」とは、つまり「ストレッチ」のことです。
個人的な感覚でいえば、筋トレはこのストレッチをいかに利かせるかで効果が変わってきます。
このシーテッドローでは、引く動作に意識が向きがちで、せっせとボートをこぐように引けば良いと思いがちです。
しかし実は引き終わってスタートポジションに戻ったときのストレッチ感が重要なのです。
この状態で背中のストレッチ感が抜けてはいけません。
背中の筋肉が伸ばされた状態を維持しつつ、ボートを漕ぎ始めましょう。
この伸ばされ感が強ければ強いほど効果は高まります。
参考になる動画を見つけました。ご覧ください。
まとめ
今回はバドミントンが強くなる筋トレ「背筋編」について解説をしました。
背中は細かく分解すれば広背筋やら脊柱起立筋など、何種類もあります。
ただし我々バドミントン選手としては、細かい筋肉にフォーカスするよりも、
競技力アップに繋がるかという視点で筋トレをするべきです。
従い、背中全体として鍛えられればそれで良いということです。
今回紹介した2種目は簡単に取り組めて、なおかつケガのリスクが非常に少ないため、安心して継続できるはずです。
また筋トレの効果は一朝一夕では表れにくいので、日々コツコツ取り組む必要があります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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