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バドミントンのグリップって、短く持つか長く持つか、あるいはプレー中に持ち換えたり、人によって異なりますよね?
結局どれが正解なの?って思うことってありませんか?
今回は、バドミントン歴約30年の私こーたろー目線で、徹底解説したいと思います。
グリップの持ち方をAIに聞いてみた
困りごとがあったらAIに聞く、そんな時代になりました。というわけで、まずはAIに聞いてみました!
バドミントンのラケットはプレー中に持つ位置を変えたほうが良いのでしょうか?
バドミントンでは、ラケットの持ち位置やグリップの変更が非常に重要です。プレー中に状況に応じて持ち方を調整することで、反応が速くなり、ショットの精度も向上します。試合や練習で意識的にラケットの持ち方を変えることが、プレーを向上させる鍵となります。
AIさんは「ラケットの持ち位置をプレー中に調整しなさい」と結論づけています。
さて、本当にそれがベストなのでしょうか?
グリップの剣先キャップについて
ラケットには必ずある「剣先キャップ」
多くのプレイヤーがこの部分までグリップテープを巻いて、このキャップ部に親指を当ててラケットをコントロールしているのではないでしょうか?
さてそもそもこの「剣先キャップ」はどんな機能があるのでしょうか。またAIに聞いてみました。
バドミントンラケットの剣先キャップの機能を教えてください。
バドミントンラケットの剣先キャップは、衝撃吸収、フレーム補強、エアロダイナミクスの向上、デザイン、さらには軽量化やバランス調整といった重要な機能を持っています。これにより、ラケットの耐久性が向上し、プレーヤーのパフォーマンスや使用感にも影響を与える重要な部品となっています。
どうやら「剣先キャップ」にはプレイヤーの多くが認識しているものとは別の機能が期待されているようですね。
グリップテープを剣先キャップまで巻く意味
ではなぜ多くのプレイヤーが剣先キャップまでグリップテープを巻くのでしょうか。
それは、ラケットを短く持った方が羽根にミートしやすいからです。
当ブログでも前衛ではラケットを短く持とう、という記事を書いています。
野球選手をイメージすれば分かりやすいですよね。
ヒットを量産しやすい先頭打者はバットを短く持っていることが多いと思います。
グリップテープを剣先キャップまで巻かない有名選手
一方で、中国のレジェンド「リン・ダン」や、全盛期のタゴケンはグリップテープを剣先キャップまで巻いていませんでした。
彼らはシングルプレイヤーだから長く持つのが基本であり、おそらく必要最低限しか巻いていなかったのだと思います。
グリップテープはどこまで巻けば良いのか
さて、では結局グリップテープはどこまで巻くのが正解なのか?
結論的には「人それぞれ」です。
ただし、私の最近の考えを言わせてもらえば、「剣先キャップまで巻かないほうが良い」です。
理由は2点です。
1.剣先キャップまでテープを巻くと、本能的にその位置で握りたくなってしまうため
2.グリップの長さを持ち変えるのはかなり高度なテクニックであり、慣れていないとシャトルにミートさせるのが非常に難しいため
持ち替える長さはたったの数cm。この数cmがシャトルをミートさせるかどうかに非常に重要な要因となります。
個人的にお勧めなのは、剣先キャップまでは巻かず、持つ場所を固定させることです。
グリップの中間部分がちょうど良いと思います。
持つ場所を決めたらなるべく移動させず、その位置でシャトルをミートさせる感覚をひたすら研ぎ澄ませるのです。
人間の本能について学びたければ、「ブレインドリブン」がお勧めです。
近年のラケットはLONGグリップが多い
私の主張はややもすると時代と逆行しているかもしれません。
近年のラケットはグリップが長めに設計された製品が多いからです。
私の理論からすると、グリップはLONGではないものが良いです。
2024年12月現在のYONEX社製品であれば、アストロクス77プロがお勧めです。
まとめ
今回はバドミントンラケットを長く持つのか?短く持つのか?について徹底解説しました。
結局は人それぞれであり、その人に合った持ち方を選択することが正解です。
この記事で伝えたかったのは、長く持ったり短く持ったりコロコロ変えることだけが必ずしも正解であるとは限らないよ、ということです。
何か上手くいかないなと思ったら、冷静に自分の状態を俯瞰し、分析してみましょう。
自分が信じる正解を疑ってみて、反証を探してみる。そんなアプローチがバドミントン上達のブレイクスルーになるかもしれません。
少しでもこの記事が参考になってくれたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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