
今回もスマッシュ特集です!どうしたら相手をぶち抜ける強力なスマッシュを打てるのか!考えていきましょう!
これまでの知見
今までいろんな視点からスマッシュを検討してきました。私にとってスマッシュは永遠の課題です。なんとしてもスマッシュでぶち抜きたい。そんな想いから継続してスマッシュを科学しています。
新たに得た知見
では今回はどんな知見か。さっそく結論です!
それは、「胸郭を使うこと」です。

胸郭って何?と思うひとも多いのではないでしょうか!
胸郭とは何か

胸郭とは、肋骨(ろっこつ)、胸骨(きょうこつ)、胸椎(きょうつい)によって構成される骨格の一部で、主に心臓や肺などの重要な臓器を保護する役割を持っています。また、呼吸運動にも関与し、胸郭が広がったり縮んだりすることで肺が膨らんだりしぼんだりします。

簡単に表現すると、胸部の骨格ってことだね!
なぜ胸郭なのか?
胸郭の重要性についてよくわかる写真があります。NTT東日本バドミントン部さんから写真をお借りしてきました。まずは見てください。

日本代表にも選ばれている、山下恭平選手です。
スマッシュを打つ瞬間。肘よりも先に胸が前に出ているのがお分かりかと思います。そう、テイクバックして溜めたパワーを解放するには、この胸郭のひねり・柔軟性・しなりがとても大事なのです。
野球選手のピッチングと基本的には同じと考えてくれれば良いと思います。
スマッシュ時の胸郭の動き
もう少し細かく分解してみましょう。スマッシュのプロセスを胸郭に注目して解説してみます。
- 第1段階テイクバック(準備動作)
ラケットを引き上げる際に胸郭が伸展(反る)し、回旋する
胸を開きながら上半身を後ろにひねることで、力をためる
胸郭が硬いと、肩や肘だけでラケットを引こうとしてしまい、パワーロスや怪我のリスクが高まる
- 第2段階インパクト(シャトルヒット)
胸郭が前方へ回旋し、収縮(縮む)
胸郭の回旋と連動して、肩・腕・手首がスムーズに動く
この動作がスムーズであれば、効率的に力を伝えることができ、スマッシュの威力が増す
胸郭の動きが悪いと、腕や肩に頼った打ち方になり、スイングスピードが落ちる
- 第2段階フォロースルー(打ち終わり)
スマッシュを打った後、ラケットが振り抜かれるとともに胸郭が前に収縮し、やや丸まる
胸郭の可動域が狭いと、無理なフォームになり、肩や腰に負担がかかる

胸郭→肩→腕→手首 の順番で身体のしなりパワーをシャトルに伝導していくんだ!
まとめ
今回もスマッシュの威力を高めるために科学してみました。
スマッシュは手首だ!とか、肘だ!などとよく耳にすると思います。実際当ブログの記事でもリストを強化する話を紹介してきました。
ただ今回新たに分かったことは、肩起点のスイングだとどうしても「手打ち」になってしまい、迫力のあるスマッシュを打てない、ということ。その課題を解決するためには「胸郭起点のスイング」がポイントだと考えました。
イメージ的には下半身のひねりの後に上半身、特に胸郭のひねりが遅れて始まり、そのあとは肩腕肘手首が勝手についてくる感じです。
もちろん、インパクトの瞬間に力んでいたら蓄積したパワーをシャトルに伝えることができなくなってしまうので、「脱力」は重要です。
スマッシュの威力が上がらないと悩む人は、ぜひ一度「胸郭」を意識したスイングを練習してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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