聞く力があなたの武器になる。新社会人のための“信頼される雑談術” 第1話

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はじめに:なぜ雑談が武器になるのか?

「雑談って、意味あるんですか?」

これは、僕がかつて後輩からよく聞かれた質問です。たしかに、ビジネスの現場では「効率」や「成果」が求められるもの。そんな中で、仕事と関係なさそうな雑談なんて、正直ムダに思えるかもしれません。

でも、実は――
職場での信頼や印象は、雑談でこそ築かれるのです。

雑談が「人間力」を伝える

新入社員のうちは、任される仕事の範囲も限られています。いきなりバリバリ成果を出すことは難しい。そんなとき、**「この人、感じがいいな」「話しやすいな」**と感じてもらえることが、実は大きな“差”になります。

雑談は、そのための最高のツールです。

雑談を通じてわかるのは、あなたの人間性・関心・距離感
上司や先輩は、あなたの発言ひとつひとつから「この子は素直だな」「観察力あるな」「気がきくな」といった印象を自然に形成しています。

世界の一流と呼ばれている人々の雑談をチェックしたければ下記の書籍がお勧めです。

仕事の相談も“話しかけやすさ”から始まる

雑談が上手な人って、仕事の相談もしやすくないですか?

なぜなら、「話しかけやすい雰囲気」があるからです。

もしあなたが、

  • 常に黙っていて何を考えているかわからない
  • 雑談になると反応が薄くて愛想がない
  • 話しかけてもすぐに会話が終わってしまう

そんな印象を持たれてしまったら、「じゃあ大事なことも頼みにくいよね」となってしまうのは自然な流れです。

下記の書籍はヒントになるでしょう。

雑談は“未来のチャンス”をつくる

ビジネスの現場では、信頼できる人に仕事が集まります。そして、その信頼は日々の小さな会話の積み重ねから生まれます。

雑談とは、「相手の心のドアをノックする行為」です。
何度かノックしているうちに、相手が扉を開けてくれるようになる。すると、ちょっとした相談や、将来のプロジェクトの話がふと降ってくることもあるのです。

下記の書籍も参考になるはずです。

だからこそ、雑談を「訓練の場」にしよう

雑談は、単なるおしゃべりではありません。
“信頼される話し方”や“聞き方”を試せる、絶好のトレーニングの場です。

この企画では、そんな雑談を通じて印象を良くするための「聞く力」、そしてその中でも特に重要な「問いの力」についてお伝えしていきます。

次章では、年間100冊以上のビジネス書を読んできた僕が感じた、「聞く力こそがコミュニケーションの本質である」という話に入っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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