早起きは三文の徳、ということわざは有名ですよね。
早朝の時間の使い方については私も以前から注目していました。
サラリーマンであれば、早朝に出社すれば人が少なくて仕事に集中できたり、時間に余裕が生まれるため、心にも余裕が生まれますよね。
そんなときにこの書籍を見つけ、読んでみました。
著者のキム・ユジンさんは早朝4:30に起床し、人生を好転させたそうです。
本書はそんなキム・ユジンさんの経験談を踏まえ、朝早く起きることの魅力が語られた本になります。
この本を読み、朝イチに対する価値観をアップデートすることで、我々の人生も少しずつ変化していくかもしれません。
この記事では個人的に印象に残ったポイントを紹介していきます。
要約
明け方起床で確保できる時間は、人生のボーナスタイムだ。
引用:朝イチの「ひとり時間」が人生を変える
まず本書で最も印象に残っている名言です。
自分がやりたいようにやれる時間をゲットできる、まさにボーナスタイムです。
本書の前半は早朝に起きることのメリットやテクニックを詳細に説明していますが、
後半は、早起きや隙間時間等で捻出した貴重な時間を、自分の幸せのために使いましょう、というような流れで書かれています。
著者のキム・ユジンさんはたまたま朝4:30起床であっただけで、
自分でコントロールできる時間が作れるならば別に何時だって良いんだと思います。
朝イチの一人時間を勧める背景には、
自らコントロールする生活を送り、自分自身を最優先にしてほしい
というメッセージが込められていた、と私サラバドは解釈できました。
ちなみに時間という点で言えば、「限りある時間の使い方」で人生はたったの4,000週間である、という話がありました。
貴重な4,000週間を最大限に楽しむために、朝イチを積極的に利用したいと私は思いました。
なぜ朝イチが良いのか
朝イチはコントロール可能な時間
本書では朝イチの時間を「自分がコントロールする時間」だと言っています。
またそれ以外の時間は「運命に任せる時間」と表現しています。
夜は残業や急なお誘い、あるいは子供の面倒を見る等、自分の時間を削られてしまうことが多々あります。
一方で朝イチは誰にも邪魔されることはありません。
つまり、自分がやりたいことを確実に実行できるチャンスなんです。
起床直後はコンディションが良い
例えば勉強をしようと思ったとき、夜よりも朝のほうが効率が良いです。
何故ならば、起床後は体力がゲージMAXだからです。
日中活動していると徐々に体力は減っていきます。夜になるとかなり体も頭もかなり消耗しているでしょう。
そんな状態で勉強しようと思っても、効率が上がらないことは言うまでもないでしょう。
勉強は辛いので、なんとなく後回しにしてしまい、自然と夜になりがちです。
しかしどうせやるなら朝やってしまった方が、上記の理由で合理的だということですね。
朝勉強して日中復習できる
夜勉強しても、翌朝にはあまり定着しないと言われています。
一方で朝勉強すれば、日中や夜に復習することができるので、定着率がかなり上がるというのが朝イチの大きなメリットです。
例えば朝英単語の暗記をして、日中にその単語を口に出してみる。すると夜にはかなり頭に残るはずです。
早起きのコツ
著者のように明け方とまではいかなくても、いつもよりも30分、1時間早く起きてみるだけでも良いと思います。
しかし、やはり朝は誰だって起きるのは辛いですよね。
そこで早起きを習慣化するためのコツを紹介したいと思います。
早く寝ること
これは大原則です。人によってちょうど良い睡眠時間は異なります。一概に何時に寝ればいいとは言い切れません。
とはいえ、例えば眠い状態でいつまでもダラダラ起きて活動しているならば、とっとと就寝してしまった方が良いと思います。
つまり、早く起きてボーナスタイムをゲットするためには、就寝時間が非常に重要だ、ということです。
よく言われるのは寝る直前にスマホを見ないとか、激しい運動をしないなどがありますね。
朝イチのボーナスタイムをより堪能するためにも、一度就寝前の行動を見直してみてはいかがでしょうか。
「何のために起きるのか」を意識すること
早起きは手段であって目的ではありません。
早起きをする人はそれぞれ理由があります。
その理由、目的を明確に意識すると、自然と早起きが習慣化されます。
明日絶対に遅刻できないイベントがあるとか、大事な出張があるとか、大きな予定がある日は不思議と起きれたりしますよね。
つまり重要な目的があると、人は早く起きることができます。
例えば、資格を取得して自分を変えたい。夢を叶えたい。そのために朝から勉強をする。そんな強い志がある人は早起きを成功させている傾向にあります。
ちなみに私は出社前にジムで筋トレをして、早めに出社して始業前に30分程度読書をしています。
筋トレも読書も自己啓発だと捉えていて、継続することで少しずつ変わっていく自分を発見できる。
そんな楽しみが病みつきになってしまい、早起きが習慣化されました。
まとめ
本書では著者のキム・ユジンさんの経験談を踏まえ、朝イチの一人時間の重要性を紹介していました。
今回の記事では全く触れませんでしたが、キム・ユジンさんの壮絶な過去のエピソードが語られていて、どのように人生を好転していったか、というところも見どころです。
日々の生活に飽き飽きしている、同じことの繰り返しでモチベーションが上がらない等、
もやもやしている人にとっては、自分が変わるきっかけとなる本だと思います。
書籍代1,000~2,000円程度で人生が好転するきっかけが得られるとしたら、読書って本当に費用対効果が高い自己啓発だなとつくづく思いました。
これからも自己啓発本を読み漁っていこうと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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