【見るだけでわかる!ビジネス書図鑑】紹介と感想│ビジネス書│書評

📚読書

書店でよく見かける、ビジネス書まとめシリーズ本を紹介します!

当ブログでも、これ系の書籍は何度か紹介してきましたが、著者が要点をまとめて解説してくれるので、とても有益なんですよね。

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基本情報

発売日:2018年11月15日

ページ数:314ページ

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

著者:荒木博行

荒木博行 あらき・ひろゆき

グロービス経営大学院教授。住友商事を経て、グロービスへ入社。法人向けコンサルティング業務を経て、グロービス経営大学院にてオンラインMBAの立ち上げや特設キャンパスのマネジメントに携わる。 現在はグロービスにおける戦略系のコンテンツ開発や同領域の教鞭を執ると共に、書籍要約サービスの株式会社フライヤーにて社外アドバイザーを務める。著書に『ストーリーで学ぶ戦略思考入門』(ダイヤモンド社)など。

引用Amazon

本書の特徴

紹介されている書籍は全部で35冊で、どれも名著と呼ばれているビジネス書だと思います。

名著でありボリューミーなので、しっかり読もうとすると、膨大な時間がかかります。

さらに難解な書籍ばかりで理解に苦しむはずです。

しかし本書では著者自身がイラストを書いて、ポイントを3つに絞って判りやすく解説をしてくれています。

名著35冊を読むよりも、本書を何度も読むほうが実践的でしょう。

4段階ピラミッドで考える本の読み方、使いかた

著者の荒木さんは、膨大な本を読んでいます。しかし速読をしているわけではありません。

大事なのは本の読み方だけではなく、それ以外の読書プロセスも大切だと述べています。

具体的には「4段階のピラミッド」です。

第1階層 広げる

世の中に存在する大量の本の中から自分にあった本を選択するために、

本に対する感度を高めておく。

また自分の興味のすそ野を広げることで、良書に出会う確率が高まります。

第2階層 読む

読書系の書籍でよく言われるように、ビジネス書を最初から最後まで読む必要はありません。

この本が言いたいことは何か?本質を見極めるのです。

具体と抽象の往復で本質がやがて見えてきます。

第3階層 残す

読んで終わりにせず、自分なりの方法でメモをしましょう。

私はこのサラバドブログに残すように習慣化しています!

下記の書籍も参考になります。

第4階層 変換する

これは「実践」と「対話」です。

読書で身に付けた知識をビジネス現場で実践する。

まさにレバレッジ・リーディングです。

そして「対話」です。

例えば読書仲間と読んだ本の感想を伝え合う。読書会がまさに「変換」にうってつけの場ですね。

人に説明するには自分で理解している必要があるので、一度自分のフィルターに通して改めて言語化する。それこそが変換であり、その状態になればもはや読書でインプットした知識が自分の血肉になっていることでしょう。

まとめ

今回は冒頭の著者の読書に対する考え方を中心に紹介してみました。

取り上げられている35冊のビジネス書がどのように判りやすく解説されているかは、ぜひご自分で本書を手に取って確認してみてください。

このようなビジネス書をまとめて紹介している書籍から入り、興味があったら実際に読んでみると良いでしょう。

これこそ著者が言う「4段階のピラミッド」の「第1階層 広げる」ですね。

本書で読書のすそ野をどんどん広げていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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