【年100冊読書の会社員が読む】自分を最高値で売る方法

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こーたろー
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独立、起業、フリーランスといったワードを近年ではますます目にする機会が増えている。書店に行く、あるいはAmazonのサイトを見ればそんな書籍ばかりだ。

そうした書籍のほとんどが著者の実体験が書かれている。つまり独立して成功している人が確実に増えているということだろう。もちろん、失敗する人はそれ以上に存在するのだろうが。

本書はそんなサクセスストーリーと、ノウハウが紹介されている。

簡単に内容に触れていきたいと思う。

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基本情報

読書レベル評価

ページ当たりの文字数 :★★★☆☆

理解のしやすさ    :★★★★☆

読んでほしい読者層  :独立したいと考えている人

発売日:2018年8月10日

ページ数:206ページ

出版社:クロスメディア・パブリッシング

著者:小林正弥

小林正弥(こばやし・まさや)

(株)教育スクールビジネス研究所 代表取締役

1983年 埼玉県生まれ。2006年早稲田大学理工学部卒。

25歳で独立したものの全く稼げず、時給900円の日雇いバイトを経験。家族の治療費のため、自分を最高値で売ることを決意し、1ヶ月後に毎月210万円の報酬が得られるようになる。その後、自分を商品にして1億円プレイヤーとなり、今回、起業10年の経験を本にまとめた。

「本業で結果を出して稼ぎ、結果の出し方を人に教えて稼ぐ」、ダブルインカムの手法を実践する「新・講座型ビジネス実践会」を主宰。教えることを仕事にしたい個人事業主・主婦・会社員・起業家が全国から集まっている。ゼロから3ヶ月で月100万円稼ぐ人が続出していることから、「才能をお金に換える専門家」と呼ばれ、年間3,000万円、1億円稼ぐクライアントもいる。自身がお金に苦労した経験から、地に足のついたアドバイスに定評がある。

引用Amazon

どんな本なのか

著者の小林氏がどのようにして成功をつかみ取ったのか、そしてこれからの世の中で自分で稼ぐためのヒントを解説している。

小林氏の主張は「これからは個人や企業も教育者になる時代だ」というものである。

今までの人生で得た知恵を体系化し、顧客に教えるという教育コンテンツだ。

これなら誰にだってできると小林氏は言う。確かに人生長く生きていれば、一つぐらいは人に教えられる分野があるだろう。それをコンテンツ化しなさいということだ。

またこの著者の面白いところは、25歳で独立したが全く稼げず、時給900円のバイト生活を送っていた点だ。そこから大逆転が始まるのだが、本書はその方法を著者の実体験を交えながら解説してくれている。

そう考えると、誰でも稼ぐ力を身に付けることができそうな気がしてくる。本書の良いところはそんなリアリティを感じられるところではないだろうか。

本書のフレーズからの学び

自分の働き方・稼ぎ方をパッケージ化し、人に教え始めたところ、全国から申込みが集まり、講座やコンサルティングの年間売上が1億円を突破。

本書は「9人の実践者から学ぶ」というコラムで、独立企業して成功した人物の紹介をしている。1人目が著者の小林氏であり、このような行動をして大きな結果を得たそうだ。

稼ぐというと、「モノを作って売る」という考えが私にはあったが、それだけではないと気づかせてくれた。

こーたろー
こーたろー

私にも人に教えられる知恵やノウハウはあるが、自分では気づいていないだけなのかも知れない。また難しいのは、知恵やノウハウがあっても他人と比べてしまい、自分は教えられるだけのレベルにはない、と卑下してしまう点かもしれない。そのメンタルブロックを壊す必要がありそうだ。

知恵や情報をアウトプットして、お金を受け取る活動もセットでやるべきだ。自己投資と称して金と時間を使っているだけでは一生お金は入ってこない。インプットとアウトプットを同時に行い、教える側になるのだ。

インプットをしたらアウトプットをしなさい、というのはビジネス書では基本的な考え方である。それは理解しているが、そのアウトプットを誰かに教えながらお金をもらう。これこそが教育コンテンツなのだろう。

こーたろー
こーたろー

アウトプットありきでインプットをし続けていけば、アウトプットの質が落ちることはない。

顧客と共に自分も学び続けなければならに。

知識を使って結果を出す、つまりカスタマーサクセスを実現する、ということができて初めて、あなたという商品を高値で買ってもらうことができる。

インターネットによって情報や知識が無料化した世の中において、価値があるのはカスタマーサクセスだ。顧客一人一人に合わせて調合された情報と知識を元に、成功体験にコミットする。それこそが自分を最高値で売る方法なのではないか。

こーたろー
こーたろー

自分で調べれば分かるような情報を並べるだけでは価値は無くて、そこに実体験やストーリーといったオリジナリティを加えることで価値が高まるのではないか。自分らしさというオリジナリティを探してみよう。

まとめ

確かに、人に教えられるようなことは誰だって一つは持っているのかもしれない。

重要なのは、そこをマネタイズしようと思うかどうか。本人の意志の問題である。

仮に人に教えられることを見つけたとしても、実際行動してお金をもらうまでには相当な苦労がいるだろう。

そこまでエネルギーを費やすバイタリティ、ハングリー精神が必要になりそうだ。

自分で稼ぐことを知らない人はまずこのような考えに至らないので、本書は新しい考えを植え付けてくれる斬新な内容だった。

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