【年100冊読書の会社員が解説】移動する人はうまくいく 長倉顕太

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こーたろー
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「モテ読」の長倉顕太氏の本を紹介したい。

今回は「移動」にこだわった内容である。

長倉氏の独自の理論が読者への気づきを促してくれるだろう。

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どんな内容か

著者の長倉氏は徹底的に「移動」を勧めている。

その理由は人間が持つ現状維持バイアスという変化を拒む習性に抗うためである。

人は油断すると現状の生活に満足しきってしまい、変化を起こすモチベーションが湧かなくなる。

そのため無理やり環境を変えなさいと長倉氏は述べている。

彼が他の著書でも良く言うのが「会社を辞めろ」はもちろん、旅に出ろとか、いつもと違う道で通勤しなさい、といったことも主張している。

些細なことから日常に変化を起こし、我々の体と脳に常に新しい刺激を与えてやる。そんな取り組みを習慣化していくと、やがて物事が上手くいくというのが本書の趣旨だ。

本書のフレーズからの学び

無意識に「過去との整合性」をとる人生を生きているというのが大半だ。

多くの人は過去の延長線上のキャラクターで生きている。

過去ではなく未来に整合性を取るため、まずはキャラクターを変えてしまうのが良いのだ。

こーたろー
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自分のキャラクターは自分で決めてしまっているのかもしれない。

なりたい自分をイメージし、そこにアジャストしていこう!

会社員がイライラするのは選択肢がないからで、そう考えると新築のマイホームを35年ローンなんかで購入するのは正気の沙汰とは思えない。

多くの会社員は毎朝混雑した通勤電車、あるいは渋滞した道路を車で走りながら車と自宅の行き来を繰り返す。

通勤している人の表情を見れば「疲れ」「イライラ」している様子がすぐに判るだろう。

これこそが会社員のしがらみ。通勤という不要なストレスから解放されてイキイキと仕事をしたいものだ。

こーたろー
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とはいえ、世の中はこうした会社員に支えられているという側面もあるよね。幸せの形は人それぞれ。自分の人生で何を大事にするかをよく考えたい。

「日常が感覚を麻痺させる」という哲学者ハイデガーの言葉の通りで、私たちは同じ日々の繰り返しの中でどんどん感覚が麻痺していくわけだ。

だから移動する、行動することを本書ではひたすら勧めている。

自分にとって都合の良い環境にいればいるほど周りが見えなくなる。

居心地が良かろうが悪かろうが、知識と経験をアップデートし続けよう。

こーたろー
こーたろー

私はこうしてビジネス書を読む習慣が今ではすっかり定着したけど、考え方によってはこの環境は自分には好都合だ。知識のアップデートは出来ているが、移動が滞っている。何かしないと!

まとめ

本書はとにかく移動を勧める内容だった。私のような会社員でも、部署移動をする、転職をする、副業をする、地域のコミュニティに参加するなどして、日頃から環境を変えることは可能だ。

現状に何か不満を持っているならば、移動するのは手っ取り早いだろう。

ただ多くの人がそう簡単に移動できないのは、覚悟や勇気が無いからだ。特に私は会社員なので、同じ境遇の人を見ていると強く感じる。

だからこそ移動し、例えばSNSでフリーランスの人と繋がって意見交換をしてみるといった行動を起こしても面白いだろう。

結局なんだかんだ言って移動しないのは、現状を変えたくない理由を探しているからだ。

かくいう私もなかなか移動できずにいるので、本を読んだら即行動をモットーにし、何か始めてみようと思う。

「移動ありきの人生」で視野を広げよう。

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