書籍レビュー【夢をかなえるゾウ】要約と感想

📚読書

今回は自己啓発系の小説で、様々な書評家が絶賛する本です。

以前から気になっていて、ようやく読むことができました。

確かに多くの方が推奨するだけのことがあって、かなり良い本でしたので、

私の感想を交えつつ、簡単に内容を紹介していきたいと思います。

広告

本書の構成

小説+自己啓発 という構成です。

本全体としてのボリュームは大きくはなく、1ページあたりの文字数も少なめなので、

これから本を読みたいと思っている人にとってはうってつけです。

また、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

どんな内容なのか

人生に悩む一人の青年のもとに、ガネーシャという像の神様が訪れます。

ガネーシャは青年に対し、成功に近づくための「課題」を与えていきます。

その課題は我々もすぐに取り入れることができ、青年に自分を重ねながら読めて、私は楽しく読むことができました。

青年と何故か関西弁のガネーシャのやり取りが痛快で面白く、最終的にはすっきりとした形で締めくくられており、単純に読み物としての完成度も高いと感じました。

成功しないための要素

まず青年は「成功」を切望しています。

では逆に、成功しないための要素は何でしょうか。

それは「人の言うことを聞かない」、つまり「自分の考え方にしがみついている」ということです。

当初青年はガネーシャが出す課題に懐疑的でしたが、段々とその意図を理解していき、成長していきます。

例えば人に言われて、あるいは本に書かれている事で自分が納得しないことでも、あえて試してみる、という事も重要なのかもしれないですね。

課題の一例

さて、ではガネーシャは青年にどのような課題を与えていったのか?

ここでは私が印象に残っているものをいくつか紹介します。

食事を腹八分におさえる

ガネーシャは釈迦の言葉を借りて、「一切ノ疾病ハ宿食を本トス」と青年に言います。

宿食というのは食べ過ぎのことを意味しています。

つまり食べ過ぎは色々な病を引き起こすということです。

これは下記の書籍と全く同じ考え方です。

1日何かをやめてみる

新しいことを始めようと思ったとき、まずは「捨てる」ことを意識しましょう。

人間誰しもが時間という「器(うつわ)」を持っています。

あれこれ新しいことを器に詰め込もうとしても、器からこぼれ落ちていってしまいます。

これは感覚的に理解できますよね。

同様のことを下記の書籍でも主張しています。

成功するための要素

巷には多くの自己啓発本や人生を成功に近づける本があります。

それらの本は、読む人に「自分も成功するのではないか」という期待を与えてくれます。

本書では、「期待は感情の借金」と表現しています。このフレーズは私の心に刺さりました。

借金で終わらせないためにも、読んだら実行することが重要です。

経験値を貯めるためにはインプットで終わらせずアウトプットすることです。

本当に人生を変えたかったら、アウトプット、すなわち実行あるのみ。

アウトプットから学び、アウトプットの質を高めていく。そんな教訓を私は得ました。

読書で効率よくアウトプットするにはこの書籍がお勧めです。

まとめ

今回紹介したガネーシャの課題はほんの一部にすぎません。

本書には他にも参考になる課題がたくさん登場します。

そして最後の最後に出される課題やガネーシャのメッセージには心を打たれること間違いなし。

読み終えた時はきっと多くの人が心を動かされて、今すぐに行動に移したくなっているはずです。

もっと早くこの本に出会いたかった。

まだ読んでない人はチャンスです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました