【今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す】要約と感想│ビジネス書│自己啓発本│書評│

📚読書

以前当ブログで紹介した「読書脳」の著者、樺沢紫苑さんの書籍です。

あらゆる行動を最適化するためのアドバイスがこの一冊に詰まっています。

これまで読んできたビジネス本とかぶる部分が多くありましたが、今回は私が厳選して紹介したいと思います。

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基本情報

発売日:2021年7月8日

ページ数:344ページ

出版社:KADOKAWA

著者:樺沢紫苑さん

樺沢さんの著書「読書脳」は数ある読書推奨系の書籍の中でもトップクラスでした。

今回は読書に限らず、ありとあらゆる行動を最適化・効率化しましょうという話です。

時間帯別、シーン別に解説してくれているので、使いやすい内容です。

朝を最適化する

朝の重要性は色々な書籍で言われています。例えば下記の書籍は面白いですよ。

さて、そんな朝の時間帯にはなるべく集中力を必要とする仕事を入れましょう。

多くのビジネスパーソンは始業開始と共にメールチェックと返信から入ると思いますが、メール仕事は出勤中や仕事の合間に休憩がてら行うのが良いです。

これは合理的な考えだと思います。自分の頭と体のコンディションが良い時に難しい仕事や、重要な意思決定をするような仕事を入れれば、生産性が上がりそうですよね。

まさに適材適所です。

ケツカッチン仕事術

ケツカッチンとは業界用語で、その後のスケジュールが決まっていて拘束時間に制限時間があることです。

そしてケツカッチン仕事術とは、その日の仕事に制限時間を設けることで集中力が高まり、決めた時間までに仕事を終わらせる手法です。

「仕事は終わる」ものではなく、「終わらせるもの」と樺沢さんは言います。

この意識は大事ですよね。なんとなくダラダラ仕事をするのが良くない。生産性を上げるにはこのような行動によって意識を変えていきたいですね。

ストレスを最適化する

近年、メンタル不調を訴える人が増えています。

その原因の一つにストレスが挙げられると思いますが、そんなストレスは本当に悪者なのでしょうか?

実はストレスも最適化できる。重要なのはストレスの程度ではなく、夜間にストレスをかけないことがポイントなのだそうです。

昼間に感じた不安やストレスを夜まで引きずり、その状態で眠りにつくと深い睡眠がとれず、身体の疲れが抜けません。これがストレスが健康を害するメカニズムです。

つまり、昼にどんなことがあろうとも、夜はリラックスして過ごし、寝る前はその日に楽しかったこと、嬉しかったことを思い出して寝るようにしましょう。

病は気からです。

3つの幸福

幸福は3種類あります。幸せな毎日を過ごすにはこの3種類をしっかり理解することが大事です。

1.セロトニン的幸福

心と身体の健康

「体調が良い」「気分が良い」「清々しい」等の体感的な幸福。

2.オキシトシン的幸福

つながりの幸福

他者との交流、関係によって生まれる幸福。他者貢献により得られる幸福。

3.ドーパミン的幸福

お金や成功の幸福

物欲、金銭欲、名誉欲、食欲、性欲によって得られる幸福。

幸福にはこれら3つの形があり、実は序列が重要なんですね。それは以下の通りです。

セロトニン的幸福(健康)>オキシトシン的幸福(つながり)>ドーパミン的幸福(成功)

つまりどれだけ富や名声があっても、不健康だったり孤独では幸せとは言えません。

健康が全ての土台であるのは間違いないですから、この序列は確かに感覚的に合ってそうですね。

また「つながり」による幸福感が2番目にきているのもポイントです。

人は1人では生きていけない生き物ですから、いかに他者貢献が大事かということです。

嫌われる勇気は何度も読みたい一冊です。

まとめ

・重要性の高い仕事は朝にやろう

・仕事はケツを決めること

・布団に入ったらポジティブな事を頭に思い浮かべよう

・幸福には3種類あるということを覚えておこう

この本を読むと、自分がいかに何も考えずに行動しているんだなということがよく判ります。

ちょっとしたテクニックで人生が好転すると思うと、この本の有益性がどれだけ高いかを思い知るでしょう。

読書ってコスパが高すぎますね。さぁ、私も今日から行動を最適化します!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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