まずは目的地の設定から!【神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り】要約と感想

📚読書

強靭なメンタルを手に入れ、夢を叶えたい!という方にお勧めの一冊を紹介します。

これを読めば夢が現実になること間違いなしです。

簡単に紹介していきたいと思います。

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基本情報

発売日:2018年7月6日

ページ数:195ページ

出版社:KADOKAWA

著者:星渉さん

著者の星渉さんについては以下の引用をご覧下さい。

1983年仙台市生まれ。大手企業で働いていたが、東日本大震災を岩手県で被災。生死を問われる経験を経て「もう自分の人生の時間はすべて好きなことに費やす」と決め2011年に独立起業し、心理療法やNLP、認知心理学、脳科学を学び始める。それが原点となり、個人の起業家を対象に「心を科学的に鍛える」を中心に置いた独自のビジネス手法を構築。日本で数千人規模の講演会を実施し、海外でも大規模なイベントを行い、グローバルに「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする個人を創る」ための活動をしている。

引用Amazon

思い通りに生きる公式

まずはこの方程式をご覧ください。

現実(未来)=①目的地 × ②手段 × ③メンタル

我々の現実や未来は、この方程式ですべて説明がつくのです。

人生における目標を達成するには③メンタルが全てかと、本書のタイトルからは想像していましたが、実はそれ以外にも重要なパラメータがありました。

目指すべき場所の明確化が全ての始まり

どんなにメンタルが強くても、「自分がどこにたどり着きたいのか?」「何を実現したいのか?」という目的地が明確になっていないと、日々惰性で過ごすのみ。そして未来を大きく変えることはできません。

現実、未来を変えたいと思うならば、自分の目的地を明確にしましょう。

多くの人の目的地は往々にして曖昧なものです。「自分を変えたい」「お金持ちになりたい」など。

飛行機の例を出せば、「沖縄に行きたい」とき、「南のほうへ行きたい」とは思いませんよね?

とはいえ私も目的地の設定がしっかりできていません。

メンタルを強くする前に、自分が大切にしていることや、自分が成したいことが何なのか、これを機に自問自答してみようと思います。

「未来体験シート」で目的地を明確化

本書では、目的地を明確化するためのツールが紹介されています。

その名も「未来体験シート」です。

ポイントと手法について紹介します。

①「完了形」で書く →例「副業で月1万円稼げるようになった」

②「測定可能な形」で書く →人による認識のずれが生じないような形

③制限をかけず書く →あれこれ考えて制限をかけない

制限時間は10分

5年後、3年後、1年後、半年後の順番でそれぞれ実現したいことを書く

色々な人にやってもらうと、10分でスラスラ書ける人はほとんどいないそうです。

逆に目的地が明確に書けて、日頃から意識をしている人であれば、その後年収が上がった等の成功を手にしているという研究結果もあるようです。

私の話で言えば、昔熱心にTOEICテストに取り組んでいた時期がありました。

あの頃は「いついつまでに〇〇点」という明確な目標を思い浮かべ、毎日必死でした。

そのおかげかスコアがぐんぐん伸びていきました。今思えば納得です。

ただ当時は「TOEICで〇〇点を取る」ことが目的になっていました。目的地の設定は大事ですが、手段と混同しないように気を付けましょう。

起きた出来事に意味づけをする

さて、では一体どうすれば神メンタルを手に入れることができるのでしょうか。

本書の中で私が着目したのは「フレーミング」という手法で、起きた全ての出来事に対して意味づけをすることです。

どんなにネガティブなことが起こっても、「ありがとう」「ラッキーだ」とポジティブな反応をしましょう。

つまり、物事をどの視点で捉えるかによって解釈が変わるということです。

失敗したとしても、成長材料だと捉えれば「ラッキー」ですよね。

これはまさに「Fail Fast」の思考です。

今日から何があっても「ラッキー」を口癖にしましょう!

まとめ

・現実(未来)=①目的地 × ②手段 × ③メンタル

・まずは自分の目的地を明確にしよう

・未来体験シートにスラスラ書けるレベルまで目的を具体化しよう

・「フレーミング」でどんな出来事も意味があると思うことでメンタルを強くする

今回紹介できませんでしたが、目的意識を持つことの重要性が本書ではたっぷり語られています。

特に、脳の仕組みやクセを利用したテクニックも紹介されており、実際に何人ものクライアントの人生を変えてきたそうです。

大変興味深い内容でしたが、私の場合はまずは目的地を明確にすることから始めないといけません。

何を大切にして、どう生きていきたいのか?しばらく考えてみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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