転職、起業、フリーランス等、現代は多様性の時代です。
そんな世の中において、個人のスキルを高め、自らを売り込んでいく必要性を感じています。
今回紹介する書籍はそんな現代をどのように生き抜いていくかについてアドバイスをもらえる有益な一冊となっています。
基本情報
発売日:2009年11月19日
ページ数:216ページ
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
著者:本田直之
本田直之さんの著書は以前当ブログで紹介しました。
レバレッジ・リーディングと言って、ビジネスに活用することに特化した読書方法を提案しています。
今回のパーソナル・マーケティングと合わせて読めば、ビジネスで成功するための方法を学ぶことができるでしょう。
また本田直之さんは、当ブログで紹介した「仕組み仕事術(泉正人)」の出版プロデュースもしたそうで、本書にその経緯も書かれています。
世は個人サバイバルの時代
現代では年功序列、終身雇用の崩壊がすでに始まっています。
これまでは会社に依存していても良かったかもしれませんが、先行き不透明なこれからの時代において、もはや会社に雇われる事が安泰とは言い切れません。
そんな激動の時代において、我々ビジネスパーソンはどのように生きていけば良いのでしょうか?
会社や学歴といった肩書に頼らず、これからは個人としてのスキルを武器に戦っていく必要があるでしょう。だからこそ、本書で語られるパーソナル・マーケティングが重要なのです。
言いたいことは痛いほど判ります。そのような書籍を過去何冊も読んできました。しかしなかなか難しいのが現実ですよね。
タグリストを作る
というわけで本書では、個の力を強くするためのテクニックが数多く紹介されています。
その中で面白いと思ったのが「タグリスト」です。
これは自分の強みや興味、関心事などをタグ付けする行為です。
思いつくままにリストアップし、後でそれらを俯瞰することで複数のタグを組み合わせたキーワードが見えてきたりする。
そこから自分の売りに繋がっていくわけです。
ひたすらリストアップする行為は、思考を吐き出す行為に似ています。
スマートノートとか、ゼロ秒思考と相性が良さそうです。
認知度を上げる
会社の肩書ではなく個人でサバイバルしていくためには、自分の認知度を高めていく必要があります。
ブログやSNSといった個人のコンテンツを世の中に発信していく。これは「セルフメディア戦略」と言います。
IT技術が発達し、世界中の人と瞬時に繋がれる世の中において、自分を積極的に発信していくことはビジネスチャンスを得る上で非常に重要だということですね。
岡田斗司夫さんの「いいひと戦略」でも語られた「評価経済社会」そのものです。
旧態依然とした会社員をやっている人からすると耳をふさぎたくなる話です。
しかしこの厳しい現実から目を背けてはいけないと私は思います。
だからこそ私もこのサラバドブログを始めたり、Xで積極的に発信しています。
みんなで時代の変化についていきましょう!
まとめ
パーソナル・マーケティングという考え方は、昭和平成の時代を生き抜いてきたビジネスパーソンにはなかなか受け入れ難いものかもしれません。
きっと我々の親世代にはかなり珍しい思想だったと思います。
しかし現代はすでに個の時代に突入していて、まさにこのパーソナル・マーケティングが必須な時代だと思います。
社会の変化はもう始まっている。しかしその現実を直視したくないビジネスパーソンはきっとたくさんいるでしょう。特に私のようなアラフォー世代はかなり苦しむのではないでしょうか。
しかし諦めてはいけません。人生は何度でもいつからでもやり直すことができます。何歳になっても挑戦し続けましょう。
私もこーたろー個人として食って生きていける人間を目指して日々挑戦していきます!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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