ランニングマシン、トレッドミルの静電気対策の紹介

👣ジム

皆さんはジムのランニングマシン(トレッドミル)でランニングをすると、静電気でバチッ!とした経験はありませんか?

私もよくジムでランニングをするのですが、私が帯電しやすい体質なのか、冬場はバチバチに静電気が発生し、とても悩まされています。

本当はジムで走りたいのに、静電気のせいで走ることができない…という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

これまでにいろいろな対策方法を検証してきたので、今回、それらの効果を紹介したいと思います。

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静電気が発生するメカニズム推定

ランニングマシンで静電気が発生するメカニズムを推定しました。

可能性として高いと考えているのは、「衣服と肌、あるいは衣服間の摩擦」です。

以下にKEYENCE社の静電気に関する引用情報を掲載します。

人間の体はプラスに帯電しやすく、トレーニング時によく着用される吸汗速乾性の高いポリエステル等はマイナスに帯電しやすいため、静電気が発生しやすい、ということですね。

衣服を綿にすればいくらか軽減できそうですが、ランニングを行うと汗をかくので、できれば速乾性の高い生地が良いですよね。そうなると静電気問題とのトレードオフが発生します。

静電気には、プラスの静電気とマイナスの静電気があることはこれまで説明したとおりですが、どのようなものがプラスに帯電して、どのようなものがマイナスに帯電するのでしょうか。
その性質をわかりやすく表現したものが帯電列です。

帯電列を見ると、どの材質がプラスに帯電しやすく、どの材質がマイナスに帯電しやすいのかを知ることができます。例えば、ナイロンはプラスに帯電しやすく、ポリエステルはマイナスに帯電しやすい材質です。ポリエステルとナイロンがぶつかった場合には、ナイロンはプラスに帯電し、ポリエステルはマイナスに帯電します。

また、帯電列に表示される2つの材質は、離れているほど大きな静電気を発生させます。
帯電列を用いると、その材質がプラスかマイナスのどちらに帯電しやすいか、発生する静電気は大きいか小さいか、この2点を知ることができます。静電気による困りごとが発生した場合は、帯電列を活用することで解決できる可能性があります。

引用:KEYENCE Japan

対策1 静電気除去ブレスレット

金属材料を織り込んだ繊維でできており、身に着けることで発生した静電気を空気中に放電させるような商品です。よく100円ショップでも見かけますね。

私はこのタイプを数種類試したことがあるのですが、効果はほとんど感じられませんでした。

ランニングマシンでは一定の速度で走り続け、摩擦が継続することもあり、この程度の商品では放電しきれない量の静電気がたまっているものと考えています。

あるいはよっぽど私が帯電しやすい電気タイプの人間なのか…

対策2 人体アースを取りながら走る

人体アースとは何か?と思いますよね。ランニングマシンに触れながら走る、ということです。

走りながら衣服の摩擦を起こすと、静電気が発生します。

走れば走るほど静電気が発生し、体に充電されていきます。人間の体が電池になったような状態です。

静電気でバチッとなるのはランニングマシンに触れたときです。

マシンは電気機器なので、常にアースに落ちています。アースに落ちるというのは、接地してある、という意味です。

洗濯機や冷蔵庫などの家電も緑の線でコンセントの接地極に接続されていますが、それと同じ状態です。

帯電した状態で接地された物体に触れると、急激に電流が流れる、その衝撃が静電気でバチッとなる正体です。

従って、ラニングマシンの金属部分に触れながら走ることで、充電しながらアースに落とし続けている状態になるため、絶対にバチッとくることはありません。実際に私もその方法で効果を確認しました。

ただ、走りながら常にマシンに触れているのも結構しんどいため、走る速度が遅ければGOODかなと思います。

ちなみに半導体の製造現場で用いられる下記のような商品を使って試したこともあります。

こちらの商品も確かな効果は確認できましたが、トレッドミルに固定しづらく、走っている最中に外れてしまうことが頻繁にありました。

対策3 静電気除去キーホルダー

こちらも100円ショップなどでよく見かけるキーホルダータイプの除電グッズです。

キーホルダーを持ちながらランニングし、定期的にマシンに接触させる、という方法です。

私も実際に使用しています。

対策1で紹介したブレスレットタイプとは異なり、物理的に接触させて放電させるため、除電の効果は抜群です。

また対策2とは異なり、腕を振ってランニングができるため、ランニングにも集中できます。

とは言え、物理的に接触させる必要があるため、多少の不便さは否めませんが、これを使えば確実に除電ができます。

ちなみにお勧めは先端が導電性の樹脂でできているタイプです。接触部が金属でできていると、下手をすると放電時の衝撃が指先に伝わってきます。

私は過去に経験があり、それからは写真に写っているようなタイプを愛用しています。

また除電が完了すると光るタイプのほうが、確実に「バチッ」を回避できるので、お勧めです。

まとめ

今回はランニングマシンで発生する静電気の原因と対策について紹介しました。

ジムのような屋内でランニングするのは快適なので続けたいのに、静電気でバチッとくるとモチベーションが低下してしまいますよね。

私と同じような悩みを抱えている方には今回紹介した対策を参考にしていただければと思います。

快適なジムライフになることを願っています!

別記事でおすすめプロテインのレビューもやっているので、興味があればぜひチェックしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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