今回サラバドが紹介するのはこちらの書籍です。
これはメンタルトレーニング本?で、読んだ瞬間から気持ちが前向きになり、
自分のポテンシャルを最大限に発揮できるような強力な本です。
サラリーマンは何かとストレスにさらされていて、自分に自信が無くなることがありますよね。

私もバドミントンが最近不調で…
そんな時こそこの本が活躍すること間違いなしです。
なかなか前向きになれない人はぜひ一度騙されたと思って読んでみてください。
では簡単に紹介していきたいと思います。
科学的に「不安」と「ストレス」から解放される

不安の正体は「妄想による身体への影響」です。
いわゆる不安のメカニズムは以下の通りだそうです。
- 第一段階未来をイメージする
仕事で失敗をしたらどうしよう、試合で負けたらどうしようと妄想する
- 第二段階脳内シミュレーション
ネガティブな未来を予想し、身体への影響を脳でシミュレーションする
- 第三段階脳からの指令の発動
シミュレーション通りになるように脳から身体へ指令が下る
- 第四段階実際に身体の状態が変わる
身体が重い、心臓がドキドキ、お腹が痛い、などなど
人間は、未来=未だ来ていない=まだ起きてもいない「先のこと」を想像することで、不安に感じてしまいます。
特に今は先行き不透明な時代です。この先の未来、どうなるかは誰にも予想できません。
というわけで、不安を抱えるのはいわば当然なんです。なんだ、そうだったのか!
脳内シミュレーションのせいでネガティブな妄想が身体に悪影響を及ぼすならば、
妄想からポジティブにすれば、身体にプラスな影響が表れるかもしれません。
要は、考え方次第でどうにでもなる、ということですね。良い考え方です。
思い通りに生きることを妨げる「偽りの自分」を知る
私達は無意識のうちに自分で自分を騙している。
つまり、今の自分が偽りの自分であるかもしれない、ということです。
偽りの自分とはどんな自分なのか?
偽りの自分で生きている人はいつも以下のような感覚を持っています。
・自分はどこかが欠けている
・今の自分には何かが足りない
本の中でとても興味深いパートを紹介します。

私、飽きっぽい性格なんです…

そうなんですね。いつ頃からですか?

小学生からです…

すごいですね!小学生から飽きっぽい性格を継続しているんですね!
実はAさんは「飽きっぽい」=「新しいことに挑戦する」という性格で、
しかも小学生のころからずっと継続しているんです。
飽きっぽい=ネガティブ ということを偽りの自分から刷り込まれていたんですね。
私も頻繁にネガティブ思考に陥ります。
スマッシュが遅いので、どうしよう…など。
スマッシュが遅ければ相手からの返球は速くないはずだから、こちらもそれなりに次の動作への準備ができる。
スマッシュ以外にも点を取る術はある。
というかそもそもそんなにスマッシュが遅いのか?など。
考え方を変えて、常にポジティブシンキングにしようと思うきっかけになりましたね。
遅いスマッシュでも打ち続けること、「継続」こそが重要なんです!これぞポジティブ!
「偽りの自分」から脱出する

偽りの自分に陥る原因として、「嫉妬」や「劣等感」があります。
この負の感情を克服してこそ、偽りの自分から脱出できるんです。
ではどうやってそのような負の感情を克服するのでしょうか。
人間の性として、他者からの承認欲求があります。
誰しもが他者から評価されたいと思います。
しかし、評価されるために行動するのではなく、自分がすべきことのために能力を上げるんです。
試合で勝つために練習をして、レシーブ力を上げて、ミスを減らしたい。
私はそれに尽きます。
心を強くして人生の主導権を自分に取り戻す

心を強くするために重要なのは、
自分の思考のパターンを「感動思考」に変えることです。
自分がこれまでの人生において「誇れる」経験を挙げる。
他者と比較せず、自分の人生の中で、ということが重要です。
人生を振り返り、自分に感動し、褒めるんです。
自分の人生に感動できない人が、他人を感動させることなどできないということです。
ここでは「自分に自信を持て!」と励ましてもらいました。
いつも他者と比較することばかり考えて不安で頭がいっぱいでしたが、
そんな自分でも自信を持って良いんだ、と思えるようになりました。
不安を覚悟に変えて「本当の自分」で生きる
人が可能性を出し切るためのステップを紹介します。
- ステップ1「不安」から「安心」へ
不安な状態を認めて安心する
- ステップ2「安心」から「自信」へ
自分なりの価値観を大事にする
「不安な気持ちはわかるけど、自信を持って行こう!」はNG
不安から自信は生まれない。まずは安心させること。
- ステップ3「自信」から「勇気」へ
しっかり自分と向き合い、勇気を取り戻す
人は自分を騙す天才である。
- ステップ4「勇気」から「覚悟」へ
コアバリュー=エネルギーの源泉
強み=武器
エネルギーの源泉と武器を備えた覚悟の人になる。
勇気を取り戻すパートで非常に興味深い内容がありました。
ある仕事を進める上で、〇〇さんが手伝ってくれないとか、大変だとか、
それは単なる「条件」だと言っています。
世界はゴールと条件と私でできている。
目指すゴールがあって、いろんな条件がある。
ビジネスも天気も条件。
そして私がいる。
この三つしかないんだ。
引用:心を鍛える技術 より
ここは私サラバドが読んでいて最も印象に残りました。
仕事もバドミントンも続けていくうえで数々の試練があります。
けどそれってすべて私に課された条件だったんです。
そのように前向きに捉えることで、前に進む勇気を持つことができました。
まとめ
今回の本はとにかく読んだその日から前向きになれる内容でした。
今まで特に深く考えず、真っ先にネガティブなマインドになっていましたが、
この本のおかげでポジティブマインドに切り替えるテクニックを教えてもらいました。
これからも私は多くの壁にぶち当たり、落ち込むこともあるでしょうが、
今回知り得たテクニックで苦難を乗り越えていこうと決意しました!
冒頭にも書きましたが、不安を抱えている人、抱えやすい人には大変お勧めの本です。
まずは騙されたと思ってでも良いから、読んでみる価値はあります。
ポジティブシンキングの習慣をつけ、自分の人生を明るく楽しめますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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