書籍レビュー【エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする】要約と感想

📚読書

2014年に出版されてからベストセラーとなった、有名な書籍です。

恐らく本の名前だけは多くの方に認知されていると思います。

私は今更ながら、ようやく読みました!

書いてある内容はどれも納得のいくことばかり。

考え方がシンプルになり、日々の生活が楽になるでしょう。

それでも今回もサラバド的感想を交えながら、簡単に要約していきたいと思います。

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結論

エッセンシャル思考とは何か?

それは、「より少なく、しかしより良く」というマインドです。

言い換えると、シンプルに考え、行動すること。

それがエッセンシャルな生き方です。

この本の構成

エッセンシャル思考とは、「より少なく、より良く」と言いましたが、

本書では「少なくすること」だけでなく、無駄を省くことや、時間に余裕を持つことだったり、ルーティンを大事にすることなど、

生活を豊かにするためのアドバイスについて、具体例を挙げながら説明しています。

エッセンシャル思考は一言では表しきれないマインドです。

他の書籍との共通点

「エッセンシャル思考」は、私がこれまでに読んだ他の本と似たようなメッセージを投げかけています。

合わせて読んでみると、より理解が深まるし、納得感が得られると思います。

少し紹介したいと思います。

限りある時間の使い方

人生はたったの4000週間である」、とインパクトのあるメッセージを主張した書籍です。

人生は思った以上に短いので、やりたいことをやろう。

無理に他人と比較せず、自分ができること、やれることに実直に取り組めば良い。といったような提言をしています。

エッセンシャル思考の著者も同様の主張をしています。

不要なものは切り捨て、自分に必要なものに正しくエネルギーを費やす。

簡単なようで難しいですよね。

QUITTING

文字のとおり、「やめること」です。

昔から何かをやり遂げることに美徳があるような風潮があり、やめることがネガティブに捉えられていましたが、

この本ではそんな「やめること」のイメージを変えてくれる主張を展開しています。

多すぎるタスクを減らすには、積極的に捨てる、やめる必要があります。

「やめることに」に対して前向きであれば、どんどん捨てて最後には自分にとって本質的に必要な物だけが残ることになります。

嫌われる勇気

エッセンシャル思考では、過去と未来に固執しないことを主張しています。

変わった考え方ではありますが、過去と未来は存在しません。

目の前にあるのは「現在」だけです。明日さえもいまここにはありません。

つまり、過去や未来にとらわれず、いまに集中しなさい、と言っています。

これはまさしく「嫌われる勇気」で言う「トラウマを否定せよ」と同じ論理です。

私はこの考え方ができるようになり、ストレスからかなり開放されました。

こうして読んだ本同士がリンクすると楽しいですね。

ミニマリズムとの関係性

エッセンシャル思考ではたびたび「減らすこと」の重要性が語られます。

多すぎるタスクは貴重なエネルギーを発散させ、本当に大事なタスクに注力することができなくなってしまいます。

すなわち、タスクを減らし選択することを推奨します。

ミニマリスト」とか「シンプリスト」といったワードを最近よく聞くようになりました。

私はこれらの思想もエッセンシャル思考そのものだと思っています。

ミニマリズムも、不要な物を捨て、本当に必要なものと生きていく。

ミニマリスト系の書籍はまだ読んでいませんが、近いうちに読んでおこうと思います。

読むならやはりこちらの本かなと思っています。

まとめ

今回は、エッセンシャル思考を意識してシンプルに紹介してみました。

本書ではエッセンシャル思考をあらゆるシーンに分解して詳細に説明しています。

ストレスを減らし、人生を好転させるアドバイスが詰まっています。

ベストセラーの名にふさわしい一冊だと感じました。

何年たっても通用する本なので、まだ読んでない人にもお勧めです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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