今回紹介するのは、読書の大切さを教えてくれる一冊です。
世の中には読書を勧める書籍が数多く出版されていますが、この本は全てを集約したかのような本です。
これから読書を始めようと考えているけど、なかなか行動に移すことができない、という人は、まずこの本を読むことを強くお勧めします!
個人的に印象に残ったポイントに絞って紹介していきたいと思います。
著者:樺沢紫苑さん
著者の樺沢紫苑さんは精神科医です。
ブログもやられているので、そちらを見てから樺沢さんの人となりを知ってから本書を読み始めると、内容がさらに深く理解できると思います。ぜひ。
樺沢さんのパーソナルカラーは「紫」だそうです。
本書「読書脳」もそんなパーソナルカラーを意識して作られているそうです。
「紫」は私も好きです。
何故ならば私が足しげく通っているジム、エニタイムフィットネスが「紫」だからです!
つまりどんな本なのか?
一言で表現するならば、「読書のススメ」です。
ざっと下記のようなトピックスで樺沢さんの主張が展開されています。
・なぜ読書をするべきなのか?
・アウトプットのメソッド
・本の賢い選び方/買い方
・電子書籍の活用術
・樺沢さんお勧め本紹介
私も読書の魅力や大切さを感じており、当ブログを使ってアウトプットをするようにしています。
そんな私が読んでもとても楽しく読める内容でした。
書かれていることほぼ全てに激しく同意します。
いま、読書嫌いで本を読む習慣が無い人は超チャンスです。
何故ならばこんな良書がたかだか1,500円程度で手に入り、この一冊がきっかけで人生が変わり始めるのですから。
読書をするべき理由 「ストレス軽減」
本書では様々な視点でその理由が述べられています。
その中で個人的に気になっているポイントは、「読書はストレスを軽減してくれる」ということ。
まず、【嫌われる勇気】では、”人の悩みのすべては対人関係によるもの” と表現されています。
ちなみにこの本は樺沢さんお勧め本のパートで紹介されています。
人は一人では生きていけないことから、対人関係の悩み・ストレスとは一生付き合っていかなくてはいけないのです。
しかしそんな悩みやストレスと上手く付き合う方法について書かれた本が世の中にはたくさんあります。
本から学び、柔軟な考え方を身に付けることで、今まで感じていたストレスがちっぽけなものに感じることでしょう。
近年の労働環境では、「メンタルヘルス」というワードがたびたび登場するようになりました。
私的には、良好なメンタルを保つには、読書習慣が最強のソリューションだと考えています。
「読書脳」はサラリーマン必携の一冊です!
ちなみに本書でも書かれていますが、読書という行動そのものにストレス軽減効果があります。
静かに心を落ち着かせて目の前の文章に集中すると、瞑想している状態になるので、リラックス効果になるなと個人的にも感じています。
本当に読書ってすごい。
読書をするべき理由 「成功者の多くは読書家である」
何をもって成功なのか?というのは人それぞれ考え方が異なりますが、
例えば事業で成功している経営者にフォーカスすると、その多くが読書家である、と本書では述べられています。
読書をすれば成功するわけではありませんが、成功に近づく可能性が高くなるのは間違いないでしょう。
それは何故か?
本には著者や様々な人の成功体験や失敗体験が書かれています。
読者は書籍代を払えばそのような人生経験を疑似体験することができます。
私が思うに、人は自分の意見を主張するとき、その主張は自分の経験からくる考えが中心となると考えています。
浅い経験しかしてなければその程度の主張しかできませんし、そもそも人生は長いようで短いです。
限られた時間の中で人としての厚みを持たせるためには、自分の実体験だけでなく、読書による疑似体験が非常に重要だと考えています。
ちなみに人生の限られた時間に関しては以下の書籍がお勧めです。
先行き不透明な世の中で成功者となるには、他人の経験を活かすべきです!
スキマ時間を最大限に活用する
皆さんは「スキマ時間」に何をしていますか?
電車に乗っている時、人を待っている時、時間より少し早く目的地に到着した時、
そういったシチュエーションではおそらく多くの人がスマホを眺めていると思います。
こうゆうスキマ時間こそ、読書のチャンスです。
スマホでSNSを眺めたり、ネットサーフィンをするよりも、読書のほうが得られるものがはるかに多いです。
スマホで得られるのは断片的な情報で、読書で得られるのは構造化した情報、つまりそれは知識です。
「読書脳」とセットで読みたいのは、【読書脳】です。
一人でも早く、読書の重要性に気が付くべきだと思います。
集中しやすい時間単位
人間には集中しやすい時間単位が存在します。
それは、「15分-45分-90分」と言われています。
忙しくて読書ができない人は、まずは15分を意識的に確保してみてはいかがでしょうか。
45分とか90分も読書をするとさすがに疲れてしまうので、15分というのはちょうどいいボリュームだと思います。
一日15分読書を継続し、小さな成功体験を積み上げていけば、やがて読書が習慣となるでしょう。
まとめ
・読書のメリットは数えきれないほど存在する
・読書をすることでストレス軽減になり、成功に近づくことができる。
・読書を習慣化するには、スキマ時間を最大限に活用すること。
・人間が集中できる最少の時間単位15分を制することで読書を制する。
以上、個人的に気になったポイントに絞って本書を紹介しました。
もちろん、実際にはもっと幅広く、深く読書のメリットを紹介してくれています。
そんな本書には読書を習慣化させるヒントがたくさん詰まっています。
本書「読書脳」は知人へのプレゼントに適しているかもしれません。
本のプレゼントっておしゃれだと思いませんか?
「読書脳」を通じて人生が好転する人が一人でも増えると良いなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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