【1%の努力】紹介と感想│ビジネス書│要約│書評

📚読書

YouTubeやネット界で知らない人はいないであろう「ひろゆき」さんの著書を今回紹介します。

1%の努力ということで、これまでの価値観を覆すような考えが登場します。

自分の考えがいかに凝り固まっているかを思い知ることができるでしょう。

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基本情報

発売日:2020年3月5日

ページ数:288ページ

出版社:ダイヤモンド社

著者:ひろゆき

本名:西村博之

1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。

引用Amazon

「いい人」として生きていく

自分のキャラを考えて「いい人」として生きてみるのはどうでしょうか。

「いい人戦略」で登場したグーグルの例が本書にも登場します。

本書の冒頭、「働きアリ」と「働かないアリ」の話があります。

「働きアリ」は仕事を一生懸命にこなす。

「働かないアリ」はサボっているように見えてたまに大きなエサを見つけ、仲間に報告する。

この「働かないアリ」こそ「1%の努力」の本質です。よくいる要領のいい人です。

本書ではこの要領の良さをどう鍛えていくかのヒントを得ることができるでしょう。

仕事の選び方

仕事の選び方の基準は、好きかどうかではありません。

ある体験が、「なくなったら困る」と強く思うことができれば、仕事にする価値があります。

ひろゆき氏が立ち上げた「2ちゃんねる」はまさにこの発想から生まれ、匿名で書き込める掲示板の存在は人々の潜在的なニーズを満たしていたのです。

一般的なビジネス書には「社会の役に立つ」とかキレイごとが書いてあることが多いですが、「それがないと自分が困るもの・こと」がひろゆき氏的な仕事の本質です。

どんな些細なもの・ことでも良いから、よーく観察すれば身の回りにビジネスチャンスが転がっているかもしれませんね。大事なのは観察力です。

モノが無いことも豊かさである

ひろゆき氏は幼いころ、団地に住んでいたそうです。

周りの友達もほとんどが団地に住んでおり、団地に住むことが普通でした。

そんな普通の目線から思った疑問は、「一軒家を持つと、壁の清掃はどうするのだろう?」という事。

モノを手に入れるということは、その後のメンテナンスや処分の責任も引き受けることになります。

そう考えるとモノが無いことも豊かさだと言えるでしょう。

考え方を少し変えることで、世の中の見え方が変わるということですね。

ミニマリストの生き方が参考になります。

まとめ

・「働かないアリ」として要領よく、そして頑張りすぎないで生きていこう

・「なくなったら自分が困るもの・こと」に自分に合った仕事のヒントがある

・モノを所有するということは、メンテナンスや処分の責任が伴う。

今回はひろゆき氏の価値観をインストールすることができる書籍を紹介しました。

コツコツ努力することや、努力は報われるといった美学が日本人にはあります。

しかし本書を読めば、それは軽い洗脳だということに気が付くでしょう。

予定調和とか、空気を読むといった風潮も日本人にはあります。

そんな既成概念を忘れ、自分の人生を生きることができれば、それだけ幸せになれるでしょうか。そんなことを本書を読んで思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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