今回紹介する書籍はいつもとは少し毛色が異なります。
先日Kindle Unlimitedを契約し、その中から発見しました。Kindle本ということで紙の書籍では販売していないようです。
一見「断捨離」でよくあるミニマリズム系の本かなと思いきや、断「射」離ということで、「射」は自慰行為を意味しています。なかなか面白い視点で、他には無いと思います。
要約&感想もなるべくシンプルに、やっていきたいと思います。
どんな本なのか
冒頭で述べたとおり、断捨離の本ですが、捨と射をかけて表現しています。
つまり、通常のミニマリズム同様に不要な物を処分する重要性を説きながら、発射つまり自慰行為を断ちましょうということを主張しています。
その二つを同時に進めたことで、著者の人生は大きく好転しました。
そんな著者自身の経験談を踏まえながら、断捨離&断射離を楽しくインプットすることができます。
本のボリュームは大きくないので、大変読みやすいですし、著者の実体験が基になっているので説得力があります。
ただ本の中身のほとんどがミニマリズムに偏っており、ほぼほぼそれ系の本っぽくなってはいますが、単純にミニマリズム系の本としても有益な事が書かれているので、読む価値は高いと思います。
なぜ断射離なのか
と著者は言います。
後者は説得力があります。脳への情報源の9割は視覚だと言われています。これは科学的に正しいでしょうから、身の回りをすっきりさせることで脳がクリアになるというのは理にかなっています。
さて前者はどうでしょうか。感覚的には理解できるのですが、科学的に正しいのか謎です。
ホルモンバランスが崩れてフィジカルへの悪影響がありそうですが、そもそも精エネルギーという実態のないものが理解しづらく、フワッとしていますよね。
とは言え、本人の実体験は大事ですし、断射離は試して損をすることではないので、やってみる価値はあると私は思います。
モノを手放すことの意義
著者の断「捨」離に対する考え方で素晴らしいと感じた点を紹介します。
通常、お金を払ったらモノが手に入ります。しかし今の世の中、モノを捨てるのにもお金を払う必要があります。
つまり、モノを手に入れるのにお金がかかり、捨てるのにもお金がかかる。おまけに部屋が狭くなる。となると、モノは少ない方が効率が良い、という考えに至ります。
この経験を通じて、今度買うモノは長持ちして場所を取らなくて、必要最低限にしてと、自然と洗練されていき、モノを手に入れることに対して慎重になります。無駄遣いも無くなる。
これこそが断捨離の素晴らしいポイントだと思います。
物価ばかり上がって給料がなかなか増えない今の世の中、断捨離こそが生き抜く術なのかもしれません。
ヤフオク代行サービスを活用する
断捨離をする上で活用したいのが、「ヤフオク代行サービス」です。
私はこの本を読んでそのようなサービスがあることを初めて知りました。
「Quick Do」や「オクサポ!」というサービスが有名なんだそうです。
これは便利だと思います。オークションサイトに自分で出品する手間ってなかなかしんどいですよね。
人生の時間は限られています。使えるサービスは有効活用して、貴重な自分の時間は自己投資に使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
蓋を開けてみればほぼ断捨離の内容でしたが、それはそれで有益な内容が詰まっているので、読む価値は大いにあると思いました。
ただ、著者は断射離で人生を大きく好転させたそうです。
その実体験は非常に興味深いので、試してみる価値はありそうだと感じました。
「何かを得るためにはまずは捨てなくてはならない。」断射離に通じるマインドです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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