DaiGoさんの「後悔しない超選択術」を読んだので、紹介したいと思います。
人生は意思決定の毎日です。何気なく行っている選択も、テクニック次第では効果を最大化することも可能かもしれません。
この記事では本書の内容を紹介しつつ、私の学びをつぶやきたいと思います。
結論
「人は一日に約70回、人生を左右する選択をしている」と本書にはありました。
人生において正しい選択肢は無いため、充実した日々を送るポイントは後悔しない選択をすることである。
選択は疲れる
選択には脳のエネルギーを消費します。
従って重要な意思決定はなるべく午前中に持ってくるように心がけましょう。
仕事では頭を使う業務だったり、私生活では高額な買物をする時などは意識的に午前中に持ってきたほうが良いかもしれません。
逆に疲れている状態だと質の高い意思決定ができなくなってしまう可能性があるため、注意が必要です。
不安を利用する
何かを選択する際、場合によっては「不安」を抱くシチュエーションがあります。
解釈の仕方によっては、「不安」がモチベーションを高めてくれます。
「不安」をエネルギーに変えることを心理学用語で「リフレーミング」と言います。
アスリート達はこの「リフレーミング」を上手く利用し、パフォーマンスを向上させているのかもしれません。
「リフレーミング」の使い手は超ポジティブシンキングな、強メンタルな人ですね。
解釈を変える、視点を変えるという点では、下記の書籍からもヒントが得られます。
自分には選択力が無いと認識する
選択で思い浮かべるのは「詐欺被害」です。この詐欺被害に遭ったことが無い人は、「自分だけは大丈夫だろう」と思い込む、「正常性バイアス」が働きます。
この正常性バイアスを避け、後悔しない選択をするためには、「自分の判断力・選択力の無さを認識すること」が大事です。
ダニングクルーガー効果という有名な認知バイアスがあります。これは、能力の低い人は自分のレベルを正しく評価できない、他人のスキルも正しく評価できない、自己を過大評価する ものです。
選択する際は一度自分をメタ認知してみましょう。
特に今は欲しいものはネットショッピングで簡単に入手できる時代になりました。世の中は行動経済学を駆使して我々消費者にお金を出させようと必死です。
ポチる前にこの「ダニングクルーガー効果」を思い出すことで、無駄遣いが減るかもしれません。
正しい選択は無いということ知る
学校のテストは正解がありますが、人生において正しい選択肢なんてありません。
ましてビジネスともなれば市況の変化は激しく、正しいと思われた選択が短期間のうちに急変するリスクがあります。
つまり「答えを選択する」から、「より良い選択をする」ことに全力を注ぐ必要があります。
そのためにも、何が自分にとってベターなのか?を自問自答しましょう。
そして判断するための自分なりの価値軸をしっかり持ちましょう。
まとめ
・選択にはエネルギーを消費する。
・リフレーミングを利用して不安をモチベーションに転換する。
・自分の判断力を過大評価しない。
・正しい選択よりも、ベターな選択を。
普段、無意識に行っている選択をここまで科学的にアプローチしてくれるところはさすがDaiGoさんです。
この本を読んで、これまでいかに無駄な選択をしてきたかを思い知りました。
これだけ有益な情報はただテレビを見ているだけでは得られません。
読書って素晴らしいと改めて感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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