こんにちは!サラバドブログ管理者のこーたろーです。
過去記事で書きましたが、先日勤め先の企業で昇級しました。
「管理職」へはまだまだですが、少し意識するようになり、どうせなら読書で知識をつけておこうと思い、本書を手に取ってみました。
人生の悩みの答えは本に書いてあることがほとんどですからね!
というわけで、本書の内容を自己流で紹介していきたいと思います。
基本情報
著者の内山さんはもともと理系の出身で、新卒後はコンサル業界へ入り、独立してキャリアを積み重ねてこられた方です。
コンサルのキャリアの中で数多くのビジネスパーソンと対峙し、課長になれる人なれない人を分析した結果が本書に集約されています。
10年以上前に出版された書籍のため、内容の全てが現代に当てはまるわけではないと思いますが、基本的な考え方は参考になりますし、心得として身につけておいて損はないと思います。
残業をしていたら課長になれない
課長になれない人の特徴の一つとして「まわりの人が帰るまで残業している」ことです。
これはケースバイケースで、一例として認識しておきましょう。
我々ビジネスパーソンには就業時間の中で業務をこなすことが原則です。
この就業時間は日々の業務をこなすために最適に設計されていると考えましょう。
毎日この就業時間をはみ出して残業しているということは、自分のマネジメント力不足。
マネジメントができない人材が管理職になれないのは合理的な考えです。
ビジネスパーソンは仕事のプロです。プロ意識を持ち、設計時間内に仕事を終わらせるマネジメント力を養っていきましょう。
自在に時間を操るには下記の本がお勧めです。
ホウレンソウからPQRへ
社会人の基礎「ホウレンソウ」は有名です。
しかし管理職を目指すのであればもう一歩踏み出す勇気が必要です。
それは「PQR」です。
P:Propose 自分なりの提案
Q:Quality 仕事の品質
R:Risk まだ起きていないトラブル
つまり上司から与えられた仕事をただこなして報告するだけではなく、提案型の仕事スタイルにシフトしましょう、という事です。
報告・連絡・相談だけでは主体性に欠けます。
なるべく自分の思考回路を働かせ、その先を考える癖を付けましょう。
視点を変え、上司目線や経営者目線で俯瞰するのも良いと思います。
提案と言えば過去、GISOVという仕事の型を下記の記事で紹介しました。
そちらも合わせて参考にしたいです。
仕事を楽しむ
課長(マネジャー)は部下への厳しさが必要だと思われがちです。
しかし変化の激しい世の中において、この厳しさ一辺倒のマネジメントは通用しないと本書では説いています。
今は苦しくても明日は幸せになれるという夢を語れる上司が求められています。
夢を持ち、ひたむきに追いかける。仕事に楽しみを見出す。周囲のメンバーに「楽しさ」を感じさせ、良い影響を与える人材になる。
そうした姿勢を貫いていけば、自ずと課長(マネジャー)への道は開けていくでしょう。
確かに、身の回りでどんどん出世をしていく人は、明らかに仕事を楽しんでいるように見えます。そして人望が厚い。
本書の主張は的を射ていると感じますね。
マネジャーに関する書籍は過去にも紹介しました。そちらもおすすめです。
まとめ
・プロ意識を持ち、就業時間内に仕事を終わらせるように心がけよう
・課長を目指すなら、ホウレンソウからPQRへ進化しよう
・仕事を楽しみ、夢を語ろう
課長を目指していようがいまいが、本書で語られている内容はビジネスパーソンとしてはどれも重要な振る舞いです。
つまりビジネスパーソンとして基本的な行動を貫いていれば、自然と出世していくのではないでしょうか。
「凡事徹底」ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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