人生において最も貴重な資源である「時間」の使いかたを解説してくれる本を紹介します。
この手の書籍は多く見かけますよね。
1人でも多く、そしてなるべく若いうちに読んで「時間」の貴重さを理解してほしいなと思います。
というわけで簡単に本書の内容を紹介したいと思います。
基本情報
発売日:2024年2月23日
ページ数:198ページ
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
著者:ティボ・ムリス
1985年、フランス生まれ。ビジネスコーチ、著述家。フランスの大学を卒業後、一橋大学でMBA(経営学修士)を取得し、東京のコンサルティング会社での勤務などを経て帰国。英語で書いた著書は20冊以上あり、23か国語に翻訳されて累計発行部数は80万部を突破している。訳書に『理想の自分をつくる100の法則』『「ひとりが好きな人」の上手な生き方』(ともにディスカヴァー)がある。現在、エストニア在住。趣味は心理学、能力開発、旅行、外国語学習。
引用Amazon
時間の価値は変動する
時間だけは人間に平等に与えられた資源です。
そんな時間の価値は実は変動すると考えましょう。
何故ならば、朝起きてすぐと、仕事を終えて帰ってきた後とでは、エネルギーに雲泥の差があるからです。
つまり朝の1時間は夜の1時間よりも2~3倍もの価値があります。
この時間を有効に使うことこそが生産性向上なのです。
朝の時間の重要性は下記の書籍でも語られています。
これだけ多くの著名人が実践しているのだから、間違いなしです。
考える時間を設ける
時間を有効に使いたい。誰しもがそう思うはずですが、実際には上手くいかないことが多いでしょう。
ではどうしたらいいのでしょうか?
週に30分でも良いので、考える時間を確保しましょう。
今の時間の使いかたに満足をしているか?
目標達成に向けてやるべきこと、やらなくて良いことはなにか?何が上手くいっていて何が上手くいかないのか?それはなぜか?
思考を吐き出す際には「0秒思考」がお勧めです。
お金よりも時間を重視する
時間が貴重な資源であることに気が付いたら、お金を節約するために時間を使うよりも、時間を節約するためにお金を使うことのほうが大事なのだということに気が付きます。
自分が1か月にもらっている給料から自分の時給を計算し、その時給を物差しにして行動するのが良いでしょう。
自分の時間を切り売りして得られるお金には限界があります。
お金よりも時間を優先し、生み出した時間で自分のスキルを向上させたり副業したりして、レバレッジを活用しましょう。
レバレッジ、つまりてこの原理で限られたリソースから最大限のリターンを得るのです。
私もどうしても時間よりもお金を節約してしまう癖が抜けません。
新しい価値を生み出すことができるのなら積極的に時間を節約しようと考えるのでしょうが、まだまだそこまでの実力が私には無いので、しばらくは我慢の日々が続きそうです!
後悔しない時間の使いかた ―まとめ―
・時間の価値は変動する。朝が最も時間の価値が高まる。
・自分の時間の使い方について考える時間を設けることで、より生産性を高めることができる。
・お金よりも時間を節約することを考える。お金は増やせるが、時間は増やすことができない。
本書を読めば時間の概念がガラリと変わるでしょう。
ただし、時間は貴重な資源だからといって、一日のスケジュールを過密にしてしまっても良くないです。
どこかに余裕を持たせることも大事です。
ONとOFFをバランスよく配置して、メリハリのある一日を過ごしたいですね。
何より、時間を有効に活用して自分が何を成し遂げたいのか?を明確にしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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