【書くのがしんどい】要約と感想│ビジネス書│自己啓発本│書評│

📚読書

皆さんは日々どれだけ書いていますか?

この記事で言う「書く」は、自分の考えを言語化して目に見える状態にすることです。

今回紹介するのは、そんな「書く」ことにフォーカスした書籍です。

ポイントを絞って解説します。

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基本情報

発売日:2020年7月20日

ページ数:320ページ

出版社:PHP研究所

著者:竹村俊助さん

編集者、株式会社WORDS代表取締役

1980年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本実業出版社に入社。書店営業とPRを経験した後、中経出版で編集者としてのキャリアをスタート。

その後、星海社、ダイヤモンド社を経て、2019年に株式会社WORDS代表取締役に就任。SNS時代の「伝わる文章」を探求している。

編集者としてキャリアを積み上げ、その後起業し現在は「顧問編集者」として様々な起業の情報発信をサポートするビジネスを行っています。

なぜ人は書けないのか

ビジネスの現場で報告資料を作ったりプレゼン資料を作る際、

上手く書けない理由は、書くことに対する考え方や、気の持ちようにあります。

つまりメンタルが原因です。

「目的ドリブンの思考法」で考えれば、目的は「書くこと」ではなく「伝えること」です。

自分が伝えたいことを主眼に置けば、おのずと書くことが湧いてくるでしょう。

何を書けば良いのか

ビジネスシーンでは比較的書く内容は明確になっているので、あまり困らないと思います。

しかしSNSでは何を書けば良いかわからない場合もあります。

その場合、自分のことを発信するのは難しいと思うので、身の回りで起きたことや、自分の心が動いた瞬間を書いてみることをお勧めします。

書く必要性について

そもそも何故書く必要があるのでしょうか。SNSやブログは読むだけ、という人も多いのではないでしょうか。

書くことは、自分や他人の人生を変える可能性を秘めています。

自分では大したことの無い情報だと思っていても、誰かの困りごとを解決するものかもしれません。

また書いて発信することで、誰かの目にとまって新たな仕事が舞い込んでくるかもしれません。

私は読んだ本の内容をこのブログにアウトプットつまり言語化することで、自分の学びにしています。

大事なのは、見返りを期待せずギブし続けることです。

出ました。「他者貢献」です。

詳しくは下記の書籍を参照してください。

書く文章は長い/短いどちらが良いのか

結論からいくと、伝えたいことが伝わるならばどちらでも良いです。

長い文章だから価値があるわけではありません。

ツイッター等の短い文章でも、自分の想いを伝えることができればそれで十分なのです。

ただ意識したいのは、冗長すぎないようにすることです。

洋書を翻訳した書籍は往々にして読みづらさを感じます。

著者の竹村さんの仮説によれば、それは読書家が読むことを前提にしているからです。

読み手の心情を第一に考え、どのように書いて情報発信するかについて慎重に検討するべきでしょう。

長文:フルマラソン、短文:散歩 と考える

本などの長文をフルマラソンに例えるなら、noteやブログなどのやや長めの文章はジョギングに相当します。ツイッターのような短文は散歩です。

運動の習慣が無いひとがいきなりマラソンを走ろうとすると身体を壊してしまいます。そうならないようにまずは軽いジョギングから始めますよね。

書く行為も同様で、短い文章が書けない人は長文は書けません。

日頃から少しずつ書く訓練を積んでいけば、次第に立派な長文を書けるようになるでしょう。

まとめ

・書くことは他者貢献である。

・書くことは、伝えることである。

・自分の身の回りのできごとや、心が動いたことを書いてみる。

・書く文章の長さは気にしない。大事なのは伝えたいことが伝わること。

・短文から始め、徐々に長文に挑戦していく。

本書では書いて情報発信することの重要性を学ぶことができます。

これからの時代は不特定多数の人々に自分の考えを発信し、一定の評価を得てビジネスチャンスをモノにするような、ハングリー精神が求められているのかもしれません。

そのためにもコツコツ書くスキルを磨いていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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