【50歳から花開く人、50歳で止まる人】要約と感想│ビジネス書│自己啓発本│書評│

📚読書

私はまだ50代ではないのですが、人生戦略を立てるために読んだ一冊を今回紹介します。

結果的には読んで良かったと思っています。

50代のみならず、アラフォーの私にも十分響く内容です。

そんなわけで解説していきたいと思います。

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基本情報

発売日:2022年5月19日

ページ数:224ページ

出版社:PHP研究所

著者:有川真由美さん

有川真由美(ありかわ・まゆみ)

鹿児島県姶良市出身。台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了。作家 ・写真家。化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌などで執筆。

著書に、ベストセラーとなった『一緒にいると楽しい人、疲れる人』『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』『まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく』『まんがでわかる 30歳から伸びる人、30歳で止まる人』(以上、PHP研究所)や、『遠回りがいちばん遠くまで行ける』(幻冬舎)、『「気にしない」女はすべてうまくいく』(秀和システム)等がある。

引用Amazon

本書のGOOD/BADポイント

・天職探しのヒントになりそう

・著者の主張が区切られているため、どこから読んでも理解できる構成になっている。

すでに50歳で止まっている人はいくら本書を読んでも行動を起こしづらいかもしれない。

どちらかと言えば本書のターゲットは40代向けと言える。

50歳からは自分優先で生きていく?

50歳を過ぎれば定年まであと10年。いまさら新しいことに挑戦する意欲も湧かない人も多いでしょう。

この歳になってまで必死に働きたくない、なんて想いもあるそうです。

そんな人は、それまで他人のためにやりたくないことをやってきたから、その反動でやる気が起きないのかもしれません。

かといって仕事を選択する際は、「楽なほう」ではなく、「楽しいほう」を選択しなさいとこの本では言っています。

辛いかどうかではなく、自分が楽しいと思えるかどうかを物差しに考えれば良いということ。

とは言え、20代30代40代が楽しくない仕事に耐え抜いて日々生きていかなければいけないわけでもないと思います。

結局はどの年代であろうとも、自分が興味を持てる分野に時間を投資するという原則は普遍なのだと思いました。

50歳から仕事で自分の道を見つけている人の条件

1.自分のやりたいことをやっていること

2.得意なこと(強み)を生かしていること

3.社会から求められ、貢献していること

これら3つのうち、1つでも欠けると自分の道にはなりません。

しかしこの3つが揃っている人は50代に限らず、全世代合わせてもマレではないでしょうか。

つまり、別に年齢は関係なく、イキイキと仕事をするための条件だと言えます。

自分の強みを見つけるには下記の書籍が参考になりそうです。

また社会から求められることはマーケティングの視点が役に立ちます。

50歳からは強みを生かしていく

「人生は何度だってやり直すことができる」というのは喜多川泰さんの「株式会社タイムカプセル社」に登場した考え方です。

さて現実問題、50歳からでもやり直すことができるのでしょうか?

答えは「YES」だと思いますが、闇雲にやり直したって上手くいく確率は低いでしょう。

どうせやり直すなら確率の高い選択をしたいものですよね。

そんな時には、自分の弱みにこだわらず、強みを徹底的に生かす必要があります。

さすがに「やればなんでもできる」なんて言っている時間的余裕は無いと思ったほうが良いでしょう。

しかし自分の強みって自分では気が付かないことが多いのです。

自分で探すよりも、周囲の人に聞いてみたほうが案外早く知れるかもしれません。

恥ずかしがらず、信頼できる友人や家族に自分の強みを聞いてみるのも良いですね。

まとめ

・楽な仕事ではなく、楽しめる仕事を選択しよう

・自分の道を見つける3条件は、「やりたいこと」「得意なこと」「求められること」

・自分の強みを知るには、他人に聞いてみると良い

冒頭にも述べましたが、個人的には本書は50歳以降の人に限らず、その下の世代に対しても響く内容だと思いました。

特に私はアラフォー世代で、社会に出て約20年、節目と言っても良いでしょう。

そのような節目節目でこれまでのキャリアを棚卸しして、これからのキャリアをデザインしていく上では本書に書かれている内容は大変参考になるものでした。

自分の仕事を見つめなおしたい人にはお勧めの一冊です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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