なかなかすぐに行動出来ない人、いますよね。私も気が緩むと後回しにしてしまいます。
本書には「すぐやる」コツが詰まっています。とても読みやすい一冊なので、試しに読むにはもってこいです。
それでは簡単に紹介していきたいと思います。
基本情報
発売日:2016年5月17日
ページ数:156ページ
出版社:リベラル社
著者:千田琢哉さん
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。
東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定から
その実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
引用Amazon
コンサルタントと言えば過去に当ブログで下記の書籍を紹介しました。
ジャンルは異なりますが、方向性というか、スピード感は同じように感じました。
本書は「すぐやる」ことに関するノウハウやアドバイスが46パートに分かれており、それぞれ短時間で読み切れてしまうため、全体的にすっきりした構成になっています。
そのため非常に読みやすい。すぐ読んですぐ行動に移すことができそうです。
優秀でも努力家でも、「すぐやる」人には敵わない
チャンスというのは頭の良い人にではなく、「すぐやる」人に一極集中します。
ちなみに下記の書籍にて、「意識を変えて行動するのではなく、行動を変えることによって意識が変わる」と主張していました。
トップ5%社員=すぐやる人 という事で、「すぐやる」ことは間違いなさそうです。
仕事で時間がかかるのが、「前置き」「儀式」
前置きというのは丁寧すぎる計画書やどうでも良い質問で、儀式は決起集会やキックオフといった宴会です。
仕事が早い人は始めるのも早いので、これらの余計な前置きや儀式はしません。
ある程度の失敗が許容されるような仕事であれば、手っ取り早くスタートする方が良いでしょう。
下記の書籍では「走りながら軌道修正する」とありました。
一人一人のスピード感を上げるためにも、個人のレベルで起業家精神を持つのも大切かもしれませんね。
決断できない上司は無能
上司、つまり管理職になりたければ「目の前の決断から逃げない」と誓うべきでしょう。
「この上司は決断ができない人だ」と部下から悟られてしまうと、部下から愛想をつかされてしまいます。それでは上司失格ですね。
結果的に間違った決断をしてしまったとしても、意思決定のスピードは落とすべきではないということでしょう。
選択に関する書籍は以下がお勧めです。選択とは何か?を学ぶことができます。
まとめ
・すぐやる人こそトップ5%社員である
・仕事において前置きや儀式は不要
・目の前の決断から逃げてはいけない
本書はビジネスで役に立つ「すぐやる」話が非常に多いです。
ただ、「すぐやる」ことのメリットしか話していません。
時には見切り発車で取り返しのつかないことにもなりかねないので、時と場合によりけりでしょう。
例えば怪しい投資セミナーの話に対して「すぐやる」では危険なのは理解できますよね。
つまり、すぐやるかどうかの判断軸、倫理観はしっかり持っておくべきです。本書ではその辺の前提をすっ飛ばしている感じもあったので、決して拡大解釈はしないように気を付けて下さいね。
正しい判断軸を持つためにも、色々なジャンルの本を幅広く読むことは重要ですね。
やっぱり読書は正義です!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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