【CHANCE チャンス】要約と感想│小説│書評

📚読書

犬飼ターボさんの成功小説を紹介します。

この「CHANCE」は将来起業したいと考えている人にとっては非常に勇気づけられる内容となっています。

広告

基本情報

発売日:2017年12月20日

ページ数:249ページ

出版社:飛鳥新社

著者:犬飼ターボ

成功小説のパイオニア的存在の犬飼ターボさん。他の書籍もお勧めです。

あらすじ

主人公は中古車販売店を営む泉卓也。若くして独立したものの、なかなか上手くいかずに苦しんでいるところ、フェラーリに乗る弓池という男に出会う。

そこから弓池が卓也の師のような存在になり、弓池から出されるいくつもの課題をこなしたり人生の教訓を学ぶことで成長していく。

その先に卓也を待ち受ける人生とは?

成功者が共通して言うこと

弓池が最初に卓也に出した課題は、「利益を出している会社の経営者10人に会って話を聞くこと」でした。

彼らが共通して言ったことが2つありました。

将来の目標をしっかり決めること

成功するまで決して諦めるな

目標を明確に定めるに関しては、下記の書籍で同様のことが書かれていました。

毎日漠然と努力をするよりも、将来のビジョンを明確にした方が良いということです。

自分を映し出す鏡

卓也は、「全ての出来事は自分が引き寄せている」という学びを得ます。

出会いや起こりうること全てが自分を磨くための必然だという考えです。

それこそ成長するチャンスです。

つまり外部の環境は自分を映し出す鏡なのです。

自分の周りにいる嫌な人は自分の嫌な部分を映し出していると考える。

勇気を持って、自らの行動で周囲の環境を変えていきましょう。

他の人の成功に貢献する

弓池はすでにビジネスで成功しています。それにもかかわらず卓也に親身にアドバイスをしているのは、他の人の成功に貢献した時、最も大きな成功を手に入れることができると考えているからです。

これは卓也の起業をフォローすることで、利益の数パーセントが弓池に入るような仕組みを作ったため、弓池は不労所得を手に入れるということ。

だから他の人の成功に貢献することを目指しているわけなのですが、成功者たちは何も不労所得だけが行動のモチベーションではありません。

もともと他者へ貢献する意志が強かったのだと思います。その結果、不労所得を得ているだけのこと。

成功の鍵は「他者貢献」です。

CHANCEチャンス ーまとめー

本書は起業する若者がいかにして成功していくかを描いたお話です。

起業に関わる人はもちろん、普通のビジネスパーソンにとっても学びの多い内容です。

主人公の泉卓也の素直さは誰だって見習うべき姿勢です。

チャンスは誰にだってあるが、自分の物にできるかどうかは考え方と行動次第だということを私は学びました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました