読書は著者との対話だ!【「すぐやる人」の読書術】要約と感想

📚読書

私は「読書術」系の書籍を読むのが結構好きです。

今回紹介するのは、「すぐやる人の読書術」。

タイトルからなんとなく著者の言いたいことが想像できますね。

ではシンプルに紹介していきたいと思います。

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基本情報

発売日 2019年1月16日

ページ数 225ページ

出版社 明日香出版社

著者:塚本亮さん

ケンブリッジ大学大学院修士課程修了(専攻は心理学)。偏差値30台、退学寸前の問題児から同志社大学経済学部を卒業。その後ケンブリッジで心理学を学び、帰国後、京都にて英会話スクール、ジーエルアカデミア設立。心理学の知見と自身の学習経験を生かした指導法が注目され、国内外から指導依頼が殺到。学生から社会人までのべ100人以上の日本人をケンブリッジ大学、ロンドン大学をはじめとする海外のトップ大学・大学院に合格させている。

引用 Amazon

本書のメッセージ

よくある読書術系の書籍同様、本書が言わんとすることは「アウトプット志向」です。

読んで終わりにせず、何らかの形にアウトプットすることで読書が投資となります。

本書ではアウトプットするためのノウハウをいくつも紹介しています。

が、この記事ではあえてそれ以外のポイントにも触れていこうと思います。

ゴールを意識する

読書において重要なのは、ゴール、つまり目的意識です。

皆さんは何のために本を読みますか?

あらかじめ目的意識を明確化しておくことで、その後のアウトプットが確実になります。

私は読書を通じて豊かな人生を手に入れたい。そのための仕組みとして、読んだらサラバドブログにアウトプットすることを強制タスクとしています。

目的といえば下記の書籍がお勧めです。

ビジネス書の醍醐味

私はビジネス書が大好きです。

ビジネス書は明日を変えるパワーを秘めています。

読書によって新しい価値観を自分に実装し、日に日にバージョンアップさせていく感覚です。

今日は昨日と違う自分になり、明日は今日と違う自分になれる。

読書って素晴らしい。

コミュニケーションツールとしての本

捉え方によっては読書は著者との対話です。

読みながら自分なりの仮説を立て、著者の伝えたいメッセージを探し、読み取る。

その繰り返しで思考力を豊かにすることができます。

著者の伝えたいことがスピーディーに理解することができれば、それ以外の部分は補助的な位置付けに過ぎません。

すると読むスピードは向上しつつ、要点をしっかり掴むことができる。

とても効率的な読書ですね。

読書を習慣化するコツ

読書が大事だと思っていてもなかなか習慣化しない人は、下記の方程式を覚えておきましょう。

意志力 × 環境 × 感情 = 習慣化

多くの人は習慣化するために意志力を鍛えようと努力します。

しかし、意志力任せにしないのが習慣化のコツです。

個人的には、まずは「環境」を整えることから始めると良いと思います。

毎日本を持ち歩く、寝室にスマホを持ち込まない等です。

次はある程度読書をこなすと、心が動く瞬間に出会います。

読書で感情が揺さぶられる体験です。その体験が次の読書欲を生み出します。

そうなればもう勝ったようなものです。

その状態に到達している時はすでに意志力がスバ抜けていて、どんな環境や感情でも習慣化しているでしょう。

まとめ

・読書はゴールを意識しよう

・ビジネス書には明日を変える力を持っている

・読書は著者との対話である

・読書を習慣化するコツは 意志力×環境×感情 である

本書は変に冗長にならず、読みやすい構成でお勧めです。

特に、著者のエピソードも生々しく語られていて、いかに読書が著者の人生を変えてくれたのかということを理解することができます。

読書には人生を変える力があります。自己投資としては安すぎますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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